p68’s blog

Apple製品とMazda Roadsterが大好きです

ロードスターでのご挨拶

Table of Contents

  1. 本日のお題目と結論
  2. いままでのワタシの挨拶
  3. 対向車線を走っていたスマートな方の挨拶方法
  4. 真似をしてみた結果

本日のお題目と結論

先日伊豆にわさび丼を食べにドライブしたときに対向車線を走っていたロードスターの方にたくさんの挨拶をいただいた話を書いたのですが、近所を走っているときにも挨拶をうけまして、あらためて一般的なんだなと感じると同時にそれがスマートな挨拶でワタシも真似できそうでした。

特に難しいことではなく右手をハンドルにおいたままの親指を除く4本指を挙げて挨拶。ということを書いていきます。

いままでのワタシの挨拶

これまでロードスターを乗っているときは右手はハンドルの4時ぐらいを持って運転していました。NCのATのころは右手は3時、左手は9時だったのですが、MTになってギア変更をするときに左手を離すとちょっと脇が閉まってなく不安定な感じだったので4時ぐらいを持つ感じになりました。でこの場合のときにご挨拶を受けると右手は4時のほうを握っているので動かせないので必然的に左手で挨拶をするようになりました。

ただこの左手の挨拶ってギア変更しているときにはちょっとタイミングが悪いこともあって手を挙げるのが遅くなりがちですし、なにより相手の目線から遠くなるので、あまり効果がない挨拶方法のように思っていました。

対向車線を走っていたスマートな方の挨拶方法

対向車を走っていたロードスターがATかMTか存じあげませんが、少なくとも右手は2時にハンドルを握っていて、挨拶をするときには右手の親指を除く4本指を挙げるという形で挨拶をされていました。これならMTで左手がギア操作中でも挨拶ができて非常にスマートだと感じましたし、こちらからも十分に認識するすることができました。

真似をしてみた結果

そんなわけで真似をして右手を4時から2時にずらして親指はハンドルから外さず4本指で挨拶するように意識してみたのですが、これが非常にストレスなくできることがわかりました。ハンドルから手を離さないので運転に支障はありませんし、挨拶のタイミングもちょうどいい感じにできます。また派手な挨拶でもないので気恥ずかしさもありません。

このロードスターで挨拶ってそういえばなにから始まったのか検索してみたところTwitterで「#ロードスターとすれ違ったら手を上げて挨拶しようよ全国展開」というのが拡散しているようです。ロードスターは他のクルマに比べて趣味性の高いクルマなので賛同する人も多いのかもしれません。

そんなわけで人によって感じ方が違うとは思いますがワタシは楽しいドライブ中に同じクルマという繋がりで挨拶をするのは気持ちよく感じます。特に箱根や伊豆などに一人でドライブしていて挨拶をしあえるとテンションがあがります。もしワタシのように挨拶に気恥ずかしさを感じていたり、MTの操作で慌ただしくなっている人は是非右手で挨拶ってどうでしょうか?

CarPlay Wireless as of 2021-06-17 : バージョンのまとめ

Table of Contents

  1. 本日のお題目と結論
  2. 対象
    1. 対象のワイヤレスアダプタ
    2. 対象の車種
  3. 動作バージョン
    1. マツダコネクト
    2. Carlinkit
  4. 参考:ワタシの環境
  5. まとめ

本日のお題目と結論

ブログの書き込みには はてなブログ アプリになんの加工もしていないテキストを流し込むってことをしていたのですが、emacsのorg-modeを使うと簡単にMarkdownに変換できて見た目も良さそうです。 いままでは気のむくまま ロードスターのワイヤレス環境 をダラダラと書いてあってなんもまとまりもなかったのですが、一番参照されている記事のようなので、動作環境を中心にまとめてみようという思います。これから導入しようと考えている人のお役にたてれたらいいなという記事です。

対象

対象のワイヤレスアダプタ

Carlinkit v2.0もしくはその互換機?でAmazonで9000円くらい〜18000円くらいで売られています。車載側が有線でのCarPlayに対応している必要があります。したがって現在CarPlayを有線で使っているんだけど毎回ケーブルを接続するのはちょっと面倒だなぁと思う人には気軽にワイヤレスにできる最適な商品です。

対象の車種

基本的にはマツダコネクト第1世代でCarPlayが使える車種。第1世代というのはワイド画面になっていないマツダコネクトです。ロードスターの他にMazda 2、CX-5なんかも対象のようです。

動作バージョン

マツダコネクト

日本のロードスターでも2021年モデルはv74.00.230に切り替わっているという情報をいただきました。 日本のロードスターは2021年モデルの4月納車でv70.00.367、5月納車でv74.00.???だったとの情報を頂いています。このあたりで切り替えが行われています。 v74の場合後述Carlinkit 2021-03-06では動作しません。

v70.00.100 ~ v70.00.367 : 動作可能
v74.00.230              : 接続後動作しない

Carlinkit

Official Firmwareマツダコネクト上での動作状況。 OTAでの最新版は 2021-03-06

2020-11-10 : NG, Reboot after connect 30 sec 
2020-12-10 : NG, Reboot after connect 30 sec
2021-01-28 : OK, 
2021-02-02 : OK,
2021-03-06 : OK, <<== 2021.06.17時点では一番安定しているもよう
2021-04-26 : NG?, 不安定だったとのコメントあり。OTAでは未リリース。

参考:ワタシの環境

Mazda Roadster   : 2019 / Nov in Japan
Mazda connect    : 70.00.351 JP M
iPhone           : iPhone 7 / Xs / SE(2nd)
iPhone OS        : iOS 14.6
Wireless Adapter : Carlinkit 2.0 (USB-C)
  - Firmware     : 2021-03-06
  - Setting      : Delay 500

まとめ

Carlinkitとマツダコネクトの組み合わせの動作環境についてまとめてみました。Carlinkitは現状のケーブル接続ユーザにとっては非常に助かる製品です。一方、最新の北米のロードスターでは標準でワイヤレスが対応されたようなので、ぜひ日本のモデルにも搭載してもらいたいです。そして有線対応したレトロフィットキットのように現在有線のCarPlayユーザに向けて後付で対応してもらえるといいなぁと思ってます。いままで日本はCarPlayのサポートも遅かったし、日本に無線の導入の話になると「技適」とかの手続に時間がかかると思うのですが、ぜひ我らが日本のマツダ。日本のユーザを優先してもらえると嬉しいなぁと思います。今後、iPhoneもLightning端子が廃止されるという噂もあるので、ワイヤレス接続が一般的になるかと思います。ますます楽しみです。

Carlinkitだけの記事が見れるようにカテゴリーに Carlinkit を追加しました。もしケーブルなどの興味がありましたらクリックしてみてください。

「連絡先」アプリ

Table of Contents

  1. 本日のお題目と結論
  2. データの管理
  3. iCloudの「連絡先」管理
    1. 困ったところ、カテゴリってないの?
    2. 困ったところ、分類バラバラ
    3. 解決案、ふりがなにローマ字
    4. 一覧に人名とお店が混在してるのはちょっとイヤ。お店のふりがなを変更
  4. まとめ

本日のお題目と結論

iCloud「連絡先」 を長く使っていますが、間違いなくみんな使っていて不便に感じているんじゃないかなぁと思っているんですが、一向に機能が充実しません。現在不便に思っていることと、それの一つの解決策として「連絡先」のふりがなをローマ字にするだけで結構便利になるよ。ってことを書いてみようと思います。あと今回からブログ書きには便利だと言われているemacsのorg-modeをお試しがてら使って書いてみようと思います。

データの管理

同じ会社の製品を長く使うメリットの一つにデータの移行を考えなくて良いというのがあります。 本来はプラットフォーム、アプリケーションが変わろうがユーザのデータはどこでも最大限有効利用できるというのが理想です。しかし各社アプリの優位性を出す必要もあってImport/Exportなどの他のアプリケーションに移行する助けはできても共通化までできていないのが現状です。そんな背景なので、同じ会社の製品を長く使うというのは 移行が必要ない というのがメリットの一つになります。そんな長年蓄積管理しているデータの一つに 連絡先 があります。これは誰でも持っているデータなんじゃないかと思います。友人の引っ越しなどに伴い住所などが変更になったり結婚して名前が変わったり、昨今の携帯キャリアの安売りに伴うキャリア変更で番号が変わったりして、ある端末では更新されているが、ある端末では古いまま。そんなデータ管理になってしまうとどれが正しくてどれが古いままかわからなくなりデータ蓄積の意味がなくなってしまいます。データは少なくとも自分が認識している変更は全て反映されて最新版にしておく必要があります。

iCloudの「連絡先」管理

Apple製品を使っている限りは、iPhone/iPad/Macとどの端末を使っていてもデータは同期されます。各端末同士が協調して同期するわけではなく、正確にいうと各端末の 「連絡先」 で変更があった場合にはまずAppleのサーバー上にあるiCloudデータが更新されます。そして各端末のバックグランド、もしくはアプリケーションを使ったときに更新が行われます。このデータはiCloud上で一元管理されているのでどこかの端末で削除された場合には他の端末にも影響します。このあたりを理解していないと、iPhone/iPadと使っていて、iPadでは電話をかけることもないのでデータがいらないじゃんと削除してしまうとiPhoneでデータがなくなって困ったことになってしまいます。これについては定期的にExportを行って保存しておくことが大事なんじゃないかと思います。

困ったところ、カテゴリってないの?

昔のガラケーではカテゴリというような分け方がありましたよね?カテゴリに「家族」「友人」「会社関係」「お店」なんて分け方が一般的だったのではないかと思いますが、どうもAppleの考え方ではあまりこのカテゴリという分け方はないように思っています。ワタシの知る限り、iPhone側ではこの設定はできません。似たような機能でMacもしくはiCloudにWebでアクセスすることではグループ作成ができる理解です。作成できればiPhoneのほうでも表示できるようになります。ただこのグループ管理も人数が多くなってくるとあまり有効ではなく、例えば「友人」が増えてきたので、「身近な友人」、「疎遠な友人」と分けたりしても、また人数が多くなりグループ管理自体が大変になってきます。そして決定的なのがデータ自体にグループを設定できるわけではありません。あくまでグループを作成してそのグループにどのデータを入れるかをいう感じです。これだと一度グループ作成しても、連絡先の追加をしたときにその都度グループに入れていかないと、どのグループにも属さないデータというのができてしまいます。これの一つの解決としてMacのほうでスマートグループを使って管理していました。 賢い使い方かわかりませんが、各連絡先のメモにキーワードを一緒に書いておきます。例えば「グループ:友人」「グループ:お店」などです。そして、スマートグループを作成して、この連絡先のメモをキーワードにしてそれぞれグループを作ります。これによって連絡先を追加するたびにメモに「グループ:友人」などと入力しておけば、スマートグループの友人に自動的に追加されるという具合です。これはMacでは非常に便利な機能だと思いまずが、残念ながらiPhoneのほうではこの機能が使えません。したがってMac側でスマートグループに表示されているデータをスマートグループではない、普通のグループに 定期的 にコピーするような処理が必要です。これにより普通のグループはiPhone側でも表示できます。でもこの 定期的 というのが非常に面倒で使わなくなってしまいました。

困ったところ、分類バラバラ

特にiPhoneを日本語で使っている場合、連絡先の一覧表示の右側に あ〜わ、A〜Z と表示されていて読みがな単位で表示されて後補が多く大変です。これに加えて海外の友人などを含めるとそもそも読みがながないのでA~Zに分類されたり、横文字のお店などもあったりして、ひらがなとローマ字で分けられてバラバラです。またお店の登録のよみがなに対応してここに分類されるので、人名とお店の情報が一覧で一緒になってしまっています。このバラバラ問題がいまいち、ふりがなによって分けられたり、ふりがながない場合は名前から分けられたりといまいちロジックがわかりません。

解決案、ふりがなにローマ字

日本語の不便なところに「ひらがなで入力」「変換」「漢字に確定」と3段階のステップがあります。これが「ひらがなで入力」の場合も細かく見るとひらがなで入れて確定させる2ステップが必要になります。一方、英語の良いところはすべてのキーが入力と確定が一緒になっていることです。

つまり「ジョナサン ジョスター」と登録しておき、ふりがなに「じょなさん じょすたー」と登録しておきます。検索する場合は、フリック入力なんかで「じょなさん」と入力して確定します。すると検索ができます。 一方、ふりがなに「johnathan joester」と登録しておいた場合、検索時に「j」を入力したときに、ふりがなにjがあるデータが後補として表示されます。oを入力するとさらに絞り込まれて、joが含んだ名前が検索されます。このインクリメンタルサーチ機能はとても便利で入力間違いで後補が出ない場合、一文字消してもとに戻せるところです。日本語の場合はひらがなで入力しているので、一文字消して再度ひらがな入力、確定という形になります。 これは外国人に関わらず、日本人でもふりがなにローマ字で登録しておくだけで便利に機能します。これによりカテゴリで分けなくても検索をメインにして検索できるので件数が多くなっても簡単に検索できます。また分類もA~Zにはいるので、ばらばらに入ることを防げます。ただし慣れた50音順ではなくA~Z順になるので始めはちょっと違和感があります。

一覧に人名とお店が混在してるのはちょっとイヤ。お店のふりがなを変更

一覧で表示したときに、A~Z順にならんだとしても人物名とお店の名前が混在しています。これは個人的にはちょっと見にくかったです。ちょっとだけ変な入力をします。

会社名:(なにも入れない)
会社名(ふりがな):#
名:お店の名前
名(ふりがな):#
会社にチェック

これで一覧ではお店は#というところにカテゴリされA~Zから除外されます。順番は文字コードに依存しているようなので期待した並びではないですが、まぁまぁお店の名前がA~Zから除外されて一覧性は良いし、登録している件数が人名よりも圧倒的に少ないので、お店の検索にインクリメンタルサーチを使うこともなく#カテゴリの一覧から探せます。一応この入力でMac/iPhone/iPadと同じ表示になるが、あらたな問題としてはRakuten Linkの連絡先が、この並び順とは違う表示順番で、人名とお店が混ざって表示されている。 別に大したことをやりたいわけななく、人名とお店は分けたい。ってだけなんだがうまくいかないなぁ。。。

まとめ

ふりがなにローマ字で記述しておくとインクリメンタルサーチが使えて便利っていうのと、お店のふりがなに#を入れて人名と分けると見やすいですよってことを書きました。Rakuten Linkの並び順はもうちょっと研究しないといけないんだけど、ちょっとこの前までは1件に複数電話番号を設定しているとまともに表示されてなかったくらいなので、もうちょっと待っていれば標準アプリと同じ表示順番に変わるかも。と期待していたりします。

Appleに抱え込まれるまで

家を見渡せばApple商品だらけ。そう言えばなぜApple商品を使い始めたんだ? いつからだったけ?ってことを書いていこうと思います。記憶も定かでない部分もあるのですが記憶は薄れていくものなので覚えているうちに書いておくスタンスで進めます。

 

話は30年以上まえに遡ります。

 

そのころは日本のパソコンと言えばNECのPC9801シリーズ。動かすソフトはJustsystemの「一太郎」(ワープロ)、Lotusの「1-2-3」(スプレットシート)がよく使われていました。パソコン以外にもワープロ専用機と呼ばれるものもあって、ハードウェアはノートパソコンのような液晶ディスプレイにキーボード、そしてプリンタまで装備され、ソフトウェアは専用ワード・プロセッサソフトが装備されていました。シェアはパソコンとワープロ専用機で50/50。文章を書くならワープロのほうが賢いというような宣伝がされていましたが、Justsystemの日本語入力、当時FEPと呼ばれた(Front End Processor)が頭一歩、二歩、進んでいてPC9801のほうが先進性がありました。

 

当時学生だったワタシもプログラミングの課題提出やらがあったので、人生で2台目のPC9801 RX21という16bitパソコンを親にせがんで買ってもらいました。

ちなみに1台目はFM-New7でタモリがCMをしていたパソコンです。Basicでプログラムを組んだりと大したことしていませんが、少なくともキーボードの配列は覚えられました。ただし左手は左シフト、右手の指一本で入力していたのは良い思い出です。

 

さて話を戻してRX21の話。プログラミングの課題は通常はOCR(Optical Charactor Reader)と呼ばれる紙に鉛筆でプログラムを書いて読み込んでもらうことで授業中にタイピングすることなくデバックができるというものでしたが、この読み込み精度がそれほど高くなく、キレイに書かないと誤字を修正する作業がメインになってしまい、本来の目的であるデバックができないというような非効率な感じでした。今考えれば「なんて非効率な!」って感じなのですが、当時はどのご家庭にもパソコンがあるという時代でもなかったのですし、プログラミングの課題がありながらいつでも端末が触れるような環境になかったのでいたしかたなかったのかと。

 

そんなわけでOCRの入力は一般的なパソコンを持っていない学生には有用でしたが、パソコンを買った自分にはまったく意味のないもので、講師にかけあってフロッピーでの提出を許可してもらったのは懐かしい思い出です。
おかげで大多数の人がOCRで読み込まれたプログラムの誤字を直すという作業に追われるなか、デバックに集中できて色々と組み替えたりして遊んでいました。

 

このRX21の環境はMS-DOSと呼ばれるOS(いやいやあなたそれはOSではない。ただのDisk Operating Systemではないか。と言われる人がいることは知っています)で動いていてOSとエディタソフトを入れても1MBのフロッピーに余裕で入ってプログラミングの課題程度も余裕で入るようなものでした。当時は2台のフロッピーが標準だったのでAドライブにOSとエディタ。Bドライブにデータというような使い分けです。そして当時は学生では持っている人も少なかったハードディスクがCドライブにアサインされていました。
Windows 10の現在でもこのCドライブという呼び名が残っているのは感慨深いです。いい加減この「なになにドライブ」というドライブレターはなくなってもいいんじゃないかと思っています。アルファベットには限りがありますから。

 

そんなPC9801は漢字キャラクタをROMに持っていて、軽いOSで動いていたので80x40を14インチモニタで出力する分にはスクロールが見えないくらい早かったです。思い出補正が入っているのかもしれませんがGUIが主流になったいまでも文章だけ書きたい人には最適なような気がします。

 

そんな中、学生だったワタシはバイトに明け暮れて10万円という大金を手にします。たしか夏休みを利用してめちゃめちゃバイトして貯めたお金です。そして秋葉原の問屋のような展示品がなく箱しか置かれてないようなお店に行きました。店主にはどこのメーカーのこんな商品と言っても、冷めた声で「型番でお願いします」と言われてしまうようなお店で初めてのハードディスクを購入しました。たしか容量は100MBで10万円でした。当時パソコン本体よりもハードディスクが高かったようなころだったのですが、ちょうど値段が急激にさがってきたころで、1MBが1000円になったという衝撃的な製品でした。そして当時は全てのデータをフロッピーディスクで管理してたので、100MBのハードディスクは相当広大な容量で、これは一生モンだなって思っていたのはケツのアオイワタシのいい思い出です。なぜかこの店だけ安くて普通に展示してあるお店では13万円くらいです。展示品があるお店から道を渡って倉庫のような店で買うだけで3万円安く買えたので「やっぱり電気機器を買うのは秋葉原だなぁ」って関心しました。いまは電気製品の秋葉原って印象がなくなりましたよね。

 

さて早く使ってみたいと足早に家に帰ります。設定も非常にマニアックで、どうやって情報を入手して、どうやって設定したか覚えてませんが、インターネットなどまだまだ接続できなかったので、多分I/OだかASCIIだかのパソコン雑誌と呼ばれるものを読んでハードディスクの選定、購入、設定も雑誌を見ながら設定したかと。

 

設定はconfig.sysと呼ばれるOS起動時に呼び込まれるファイルを自分で設定します。あたりまえですが、ちょっとでも間違っていると起動しなくなるのでかなり面倒でした。メモリの拡張も1MB以上を超える場合には、このファイルを編集して設定します。確か最初はフロッピーから起動させてハードディスクを認識させられるような起動フロッピーを作成します。そして十分確認を取ってからその環境をハードディスクに移すというような感じだったと思います。

 

パソコンの設定とは、なにからなにまでconfig.sysを編集という感じでした。

 

このハードディスク設定をはじめ、その後にさらにバイトをしてメモリの拡張などもおこなって自分の中では動作速度は最強だったように思います。
そしてまたまたバイトに明け暮れて8万円くらい出してNTTの電話回線を手に入れました。当時数万円のアナログモデムも購入して草の根NETと呼ばれる、誰かの家のパソコンにつなげて掲示板のデータをやりとりするってのをやったり、大手のニフティーサーブに入会してパソコンに関する書き込みを読んだりしてログをハードディスクに保存したり、必要がなくなるとフロッピーに移動したり。

 

今考えると、なにかの情報を得るというよりは、パソコンの設定の仕方をパソコンで集めるだけで、なにかパソコンが役にたってはいなかったように思います。

そのころにちょうどWindows3.1だかが発売されて、これからはGUIだ!と世の中は盛り上がっていました。MS-DOSに比べて圧倒的に設定が面倒だったような記憶があります。マウスもこのとき初めて買って設定もなんだか面倒だったような。ハードディスクからMS-DOSを起動して、自分で作ったバッチファイルだか、システムのほうで用意されていたのか、すでに定かではない、win.batを起動してWindowシステムを立ち上げる。マウスでシステムについている電卓を立ち上げる。なにかのソフトを立ち上げる。くらいで大したことできなかった記憶があります。
普段はMS-DOSで使って、たまーにWindowsを立ち上げみる。大したことできない。やっぱりMS-DOSで使う。みたいな。

 

今は6Kディスプレイなんてものありますが、当時のPC9801は解像度が640x400の14インチ。そりゃ大したことできないよって思いますよね。

 

そしてますますパソコンを使うというよりは、設定が目的になっちゃっているくらい面倒なシステムになっていました。そのころ世の中はPC-9801からDOS/Vと呼ばれる漢字ROMを持たないパソコンが流行りだしていて解像度がPC9801の640x400、DOS/Vの640x480とちょっとだけ縦に細かい解像度で、価格が随分と安くなったような感じでした。

そんなときにAppleという会社が、config.sysを書き換えることない設定の必要のないパソコンを出しているという情報をなにかで見ました。

 

Macintoshというパソコンです。パソコン界のポルシェと呼んでいたのをいまでも覚えています。

 

ポルシェということもあって、9インチ?だかの小さい白黒の画面。コンパクトな筐体で値段も60~100万円くらいしていたような気がします。そもそも舶来品のパソコンで庶民はとてもじゃないけど買えないような別世界の一品な感じでした。どうやらフロッピーもボタンではなく画面のアイコンをゴミ箱に入れると排出されるというハイテク仕様(死語)らしい。なんかこのフロッピーの排出がソフトウェア制御ってのが妙にツボにはまって、なんとなく欲しいなって思っていました。

 

そんなこんなで、MS-DOSパソコン通信をするというのに明け暮れていました。パソコン雑誌も結構買っていたように思います。そして社会人になり給料というものを手にして学生とは比べ物にならないくらいものが買えるようになりました。ただ貯金がすごく出来たかというとそうでもなく、バブルと呼ばれる好景気でなんでもかんでもものが高かったので社会人新入生には厳しい時代でした。スーツが8万円くらいしたりネクタイが1万円くらいして仕事をするための服装を揃えるだけで大出費です。

 

そんな社会人1年生のころにバブルのおかげで円が強くなったのか、はたまたMacintosh ClassicというMacなのに1000ドルを切る低価格版が出たおかげか、それまで60~100万くらいしていたと思っていたMacitosh SE/30がほぼ半額の34万円で売り出されていました。Classicは日本での売出し価格は10万円とかじゃなく15万円以上したような気がします。
Classic か SE/30 で倍くらい違う値段で悩むのもなんですが、形は似ているんだけど性能はCPUが68000か68030なので倍じゃ済まないくらい違います。

 

たしか1週間くらいは猛烈に悩みに悩んで、売り切れちゃうんじゃないかという心配もあって最終的にはSE/30を購入しました。スーツ4着以上の価格で一気に貯金がなくなりましたが、CPU 68030 (32bit), Memory 4MB, HDD 80MBでスペックはほぼ最新です。ただし画面は白黒。

 

このパソコンはめちゃめちゃ楽しかったです。あれだけPC9801で悩まされていたconfig.sysファイルなんてファイルは設定する必要がありません。起動時からGUIが表示されて指示はすべてマウスから行います。このころのMacは文字入力も含めてすべてのことがマウスでできるというのが売りだったと思います。いまでは当たり前になったファイルの削除はファイルをドラックしてゴミ箱に入れる。ゴミ箱は膨らむ。良くできているなぁと思いました。

 

あまりに設定することがなかったので、HyperCardと呼ばれる、簡単にGUIスクリプト言語のようなソフトも買いました。画面に好きなスイッチを配置して、そのスイッチに意味をもたせる。簡単な絵本のようなものならすぐにできるという極めて優れたソフトでした。ビル・アトキンソンという方が開発されました。この方がのちにMagicCapという携帯端末を開発して日本にいつ上陸するんだ?と出る。出ない。今度こそ出る。やっぱり出ない。なんて楽しみにしていました。これ今思うにデッカイiPadみたいなものでワイヤレスでメールができたりメモが取れたりとすごい楽しみな商品でした。


話を戻します。SE/30の通信環境のセットアップは随分と悩まされました。まず情報がほとんどないってのが理由の全てで雑誌をみてもMacの専門雑誌なんてUS版しかないし、頼りにしていた草の根NETも探しどころが悪かったのか見つけることができませんでした。
当時PC9801にはWTERMという非常に便利なパソコン通信ソフトがありました。電話番号の管理から、Autopilotと呼ばれるログインから必要なフォーラムの観覧、ログアウトまで最速で行ってくれるソフトで、ログアウト後にゆっくりと通信ログを読むというものでした。書き込みも予め設定しておけば投稿もできたような記憶が。

 

これに対応するMac用のソフトというのがなんなのかが数ヶ月わかりませんでした。また致命的だったのが見つけることができてもPC9801は5インチのフロッピーディスクなので、Macの3.5インチのフロッピーが使えません。なのでNETで入手することができたとしても自分ではMacのほうに転送する手段がありませんでした。

 

そんな日々の数カ月後に、本屋でMacフリーソフトがフロッピー4枚に入ったムック本みたいなものが発売されていました。なんか1万円くらいしたような記憶があります。そこにNinjaTermという通信ソフトが入っていて、これでやっとパソコン通信が始められました。でも結構シンプルな機能しかなかったので、もしくはWTERMが高性能だったためか、同じようなことができるようになるのは随分かかったように思います。

 

そのあと、OSの不安定で爆弾マークがでて(Windowsブルースクリーンに相当)やりたいことできなかったりしながらも、ハングマンやSIMCITYで遊んだりして楽しみました。
買うときに心配だったカラーじゃない。っていうのはあまり気にならなくて白黒の画面でも十分楽しめていて、PC9801をあまり触らなくなったのを覚えています。


そんなMacintosh SE/30。これが初めてのApple商品でした。 そして会社では汎用機、unixWindowsなんかを使ってますが、自宅用のパソコンとしてはコレ以降一貫してApple商品になっています。

 

ひさびさに購入。iPhone SE (第2世代)

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よくネットの質問とかで、もうすぐ新しい製品が出る噂がありますが、いま買ったりしたらどうですかね?のようなAppleの商品の買い時のアドバイスの質問ってありますよね。
回答には「日進月歩に進化しているので、待っていてもキリがない。」「使ってなんぼの道具なので、必要なのときに買うのが良いのではないか。」なんてことが書かれています。まったくそのとおりだと思いますが、もう一点追加したいことがあります。それは買いたい時に買えなくなっているっていうのがあるとおもっています。Appleの商品は切り替え時に急速に市場から商品が消えて新しい商品に切り替わるっていうのがあります。基本的には新しい商品のほうが良いことが多いのですが、買いたいと思ったときにはその商品は切り替わって無くなっている。なんて感じです。

他の家電メーカーだと新しい商品を見てから型落ちの商品を買う。もしくは型落ちの商品は特価になったりするのでそれを狙って買うということができるのですが、Appleってその期間が短いし、急いで買おうと思っているころには転売屋に確保されていたりすることが多く、比べてから買うのが難しくなっているように感じます。

では、過去に出た商品で後から買っておけば良かったと思っている商品にどんなのがあるかというと。

 

ホンダイブルーの初代iMac
あのなんともいえない形と色は出た時にビックリしましたよね。スケスケなのもビックリでカラフルなパソコンってあれが初めてでしたし、マウスもカラフルでケーブルまでカッコいい。その後5色展開したりしたときも、またまたビックリしましたが、やっぱり初代の色が大好きです。
今となってはブラウン管は邪魔だと思うが、Macintosh Plusを置物のように飾っているので隣にほしい。

 

iPod Classic
第3世代は持っていたが、データ変換したCDの保管用としてクイックホイールのiPodが欲しい。第4世代~第6世代まであまり変わらずiconicな商品だったので、末長く販売すると思っていて買い時を逃した商品です。後継が発売されないと分かった時点でAmazonとかも品切れになって転売価格の商品がでるようになりました。

 

iPhone SE (第1世代)
SIM Lockが当たり前のころは携帯なんぞはそのときのキャリアに合わせて買うものでしたよね。なんでか機種変更のときは返却しなくちゃいけなかったけど、どうせLockがかかっているので他社では使えないし、複数回線持てるような価格でもなかったので、どうでもいいやって思いますが、記念に持っておきたいなって機種も結構ありました。
でも6sあたりの世代からSIM Lockが外せるようになってiPhone SE (第1世代)も外せましたよね。小さい端末だったので人気があったのか結構製造中止になってからも契約後にすぐ解約したような未使用品が結構流通していました。これ買おうと思っていたのになんでか買いそびれちゃったモデルです。


いまでも買ってよかったと思う商品。
Macintosh SE/30
コンパクトMacで一番性能が高かったモデルですね。このころのAppleの商品はアップグレードできたりして、この商品も68030CPUをPDSスロットに挿す68040CPUボードなんかでかなり長い間現役にいたように思います。まだAppleもそれほど大きな会社ではなかったので、商品も少なかったですしね。

 

MacBook Pro (Ratina, 15-inch, Mid 2015)
これはまだ現役。USB-A端子なんかがのレガシー端子が使える最後のMacBook Pro。動画とかを編集することもないので、広い画面。使いやすいキーボード、豊富な端子で不満がないノートです。ディスプレイのコーティングがおかしくなって修理してもらい、バッテリが膨んでバッテリ交換、スピーカ音割れ交換、ボトムケースの交換とかもしたので外装も綺麗。一点不満があるとするとファンが回るとうるさい。いまのMacBookAirがファンレスなのがうらやましい。

 

Apple TV (第3世代)
第2->第3->第4と購入したが、第3世代が今でもサブディスプレイでBloomburgなんかをつけっぱなしで流したり、Apple Musicの出力に使ったり。出力に光出力があるのでアンプに繋げて活用できるのがポイント高いです。第4世代からHDMIしかなくなったのがちょっと残念です。

 

と、いままでの買っておけば良かったものと、買って良かったと思う商品をみると形が良い。最終版に惹かれているように思います。最終版なのは性能どうこうというよりもAppleのいきなりインターフェース切り捨てをするのに対して、そのスピードについていけず古いまま使いたいというのが出ています。

 

で、ここからが本題ですが、現在スマホiPhone 7でahamo、iPhone XsでRakuten で使っています。このコロナ禍でマスクを使う機会が多いので、メイン回線のほうはiPhone 7です。
これが重さ、大きさがしっくりときていて、パフォーマンスも特に困ることはありません。強いて弱点をあげるとバッテリが少し小さいというのがありますがそれも大した弱点ではありません。結果として自分には小さい端末が合っているというのがここ数ヶ月の感想でした。

そんなときでした、噂レベルですが6s/7世代にあったPlus機種がSE(第2世代)の後継で出るかもしれないって記事を見ました。あれ?もしかしたら後継機種が出たらSE(第2世代)って販売終了になるかなぁと思ったときに、ふとホンダイブルーのiMacのことを思い出した。買えるときに買っておかないと後から欲しくても新品は手に入らないんだよなぁ。っと。

 

早速、情報収集。iPhone 7->SEになって変わること。

  • SoCがA13になって処理速度向上。ただYouTubeのコメントを見ると実際の操作ではそれほど差が出るわけではないが発熱は減らせるとのこと。
  • カメラの性能向上。ポートレートは人物だけ、でも表現力あがったらしい。でも一緒に持ち歩いているXsのほうが良さそう。
  • バックパネルがアルミからガラス。アップルマークだけになってエライシンプルになった。
  • 買い増しによって本体のバッテリが新品になるので充電が減らせるかも
  • Dual SIM対応になるので、物理SIM,eSIMが使えるようになる。
  • 画面の解像度は同じだが液晶が少し良くなっている。
  • サイズ、重さは誤差レベルで変わるがケースなどは共用できる。

 

正直あんまり変わらないなぁという印象。なので見送ろうかなと思ったところで新しい情報。
どうやら香港版のiPhone SEは日本と同じグローバルモデルでシャッター音がミュートできる仕様。日本でも大手を振って使える「技適マーク」も取得しているとのこと。
iPhone 7でのシャッター音は辟易していたので、これが解消できるのはいいなぁと思い、購入を検討。

 

通販で評判が良いのはExpansys.comとEtoren.comでどちらも日本語でのサポートを受けられるとのこと。値段はどちらもほぼ変わらず、Etoren.comが税込みの値段で表示してあったので今回はEtoren.comから購入。支払いはVISA/Master, Paypalが利用できてAMEXが使えないじゃんと思ったんだけどPaypalでの支払いの中でAMEXが指定できるので国際ブランドのカードはすべてOKのようです。注文して在庫が切れたとのことですぐにメールがあった。今回はiPhone SE 128GBを注文して、64GB/256GBならすぐにでも発送できるとのことだったが、128GBも数日待てば発送可能とのことで、そのまま128GBで注文。評判通りサポートが良かったと思います。 予定通りの入荷日、発送で火曜日発送で、金曜日の午前中には受け取りができたので海外からの発送という煩わしさは感じなかった。

 

iPhone SE日本版と香港版の違いはシャッター音の他に、バンドが若干違ったと思いますが比較表がうまく検索できなかった。たしか主要なバンドはサポートされていて一部地方で使われているバンドが使えないだけなので実運用では問題ないかと思います。海外製のAndoroidもサポートしていないようなバンドです。

iPhone7とSEの使い心地の違いですが、いままで使っていたケースをそのまま使っているので全く違いがわかりません。
性能も持ち歩き時にベンチマークテストをしているわけでもないので、本当に違いがわからない。
で唯一の違いの写真を撮るときにシャッター音がしないので外食するときにスピーカーを指で抑える必要がなくて、ここだけ便利になりました。

 

あと、この形の「おそらく」最終盤であろうモデルを買ったので、後で最終版買っておけば良かったなぁと考えることもないので良かったんじゃないかと思います。

そんなiPhoneの機種変更でした。

 

楽天モバイルあれこれ

すでに4大キャリアの一つになったのか、それともまだまだエリアの範囲が狭いことから3大キャリア+1の範疇なのか、ちょっと他とは違う大手キャリアの一つの楽天モバイル
1年無料受付期間も終了して、これからいよいよ収益も発生するので是非頑張ってもらいたいキャリアです
ワタシ的には契約から5ヶ月たったので、ここ最近のトピックと感想なんかを書いてみようと思います。

 

エリア問題
楽天エリアが爆発的に広がっていますが、自分の生活圏にはいまだメリットが感じられていません。現在iPhone Xs楽天モバイルを使っているので、楽天モバイル->サポート回線(au)は自動で切り替えが行われますが、逆にサポート回線->楽天モバイルは自動で切り替えが行われないので手動での切り替えが必要になります。手動と言っても楽天モバイル回線を明示的に切り替える方法はiPhone自体にはなく、一度機内モードに切り替える、リブートするなどの操作で、楽天モバイルのエリア内の場合に、楽天モバイル回線が選択されることがあるという感じです。
ただ実際問題の話としてサポート回線の月間5GBという容量はこのコロナ禍のなかでは自分の用途には十分です。したがって楽天モバイル回線、サポート回線と気にすることなく使っていても特に困ることはないと思っています。
ただしワタシが思うに楽天モバイルの真のメリットというのは20GB以上を使った時に速度規制がかかることなく無制限で使えることなんではないかと思っています。
したがって無料期間中にぜひこの無制限のメリットというのを堪能して新しい使い方を模索できないかと思っているのですが、楽天のホームページで公開されているエリア地図で楽天モバイル回線であっても、使える機会が少ないように思います。
やっぱり1.5G帯域でのサポートでは室内などが弱いのでしょうがないのですかね。
このままではサポート回線での使い心地しかわからず、実際の楽天モバイル回線での使い心地が確認できないままに無料期間が終わってしまうのではないかというのを懸念しています。ホームページ上でパートナー回線の高速回線、低速回線の切り替えができますが、これと同じように、パートナー回線を使う、使わないの切り替えができればピュアに楽天モバイルの使い心地が確かめられるとおもうのですが、技術的には難しいんでしょうかね。
iPhone側で自動切り替え、回線固定ができないので、パートナー回線のON/OFFだけでもできるようになってもらいOFF時に楽天モバイルのエリアで内場合には圏外で表示してもらいたい。)

 

Rakuten Linkの仕様変更
RCS (Rich Communication Service)を推進したい楽天モバイルはRakuten LinkというRCSソフトを標準電話アプリの置き換えとしてリリースしていましたが、近々仕様変更が行われるようです。変更点はこんな感じです

という感じで相手によってこちらの着信、受信アプリが変わるということらしいです。また折り返しで「標準電話アプリ」を電話をかけると当たり前ですが料金がかかるとのこと。
さらに意図的だと思うのだけどRakuten Linkの電話には番号をペーストする機能がないので、標準電話アプリで着信があってRakuten Linkで折り返しするときは番号を覚えてかけ直さないといけない。

なんかいままで楽天モバイルを使う場合には標準アプリを使わないでRakuten Linkを使う必要がある。というので、使いやすさは悪いけど通常のキャリアとはちょっと違う、もしかした専用アプリにすることでなんかメリットがあるかも?って思っていたのですが、圧倒的に使いにくい感が出てしまったように感じます。じゃあ発信も含めて標準アプリで通話すれば良いという話もありますが、それでは他のキャリアと同様に料金がかかるということで楽天モバイルの良さがなくなります。
今回の着信アプリへの変更は、AppleWatchを考えてのAppleからの要望とか規制とか言われていますが実際のところどうなんでしょうか。個人的にはRakuten Linkのアプリが標準アプリケーションの置き換えから、skypeskype out)、Line通話くらいのサードパーティー通話ソフトくらいに感じちゃって、ただただ面倒なものに感じちゃいます。

 

2980円でデータ使いたい放題、通話も使いたい放題って魅力的な楽天モバイルですが、現時点でだと電波もまだまだ、通話は無料だけどなんか使いにくい。ってキャリアに思ってしまって、ちょっとトーンダウンしています。

 

今のところahamoがメイン回線で、Dual SIMで楽天モバイルを入れて、通話を発信したい時だけRakuten Linkでかける、楽天の番号は発信だけで使って、着信番号はあくまでalamoだけで使うってのがあっていそうです。

 

 

安全機能あれこれ

ロードスターになって便利な機能について書きましたが、安全機能についてはまるっきり抜かしていました。ここはNC->NDロードスターで大きく良くなったところだと思います。

色々な機能がついているなかで、これは良いなぁと思うことを2つピックアップします。

  • ブラインド•スポット・モニタリング(BSM)
  • リア•クロス•トラフィック•アラート(RCTA)

 

BSM
車線変更時のウインカーを出すときに、その方向に併走車などがある場合ミラーにアラートマークが表示されると同時に音でも知らせてくれる機能です。
ロードスターは2シータ、屋根を開けられる機構なので、左後方の視界が悪いのはユーザだったらすぐに気がつくところだと思います。4シータの場合は後部座席の空間が存在しているので体を動かして見る始点をずらせば左後方を見渡すことができますが、ロードスターの場合2シータゆえに左後方、帆があって見えない。という感じです。特に右車線走行中に左車線側でバイクなどが併走していたりすると見えなくてヒヤッとしたりしましたが、この機能のおかげでサイドミラーの範囲にうつっていなくてもクルマ、バイクが併走している場合、ウインカーを出した瞬間に「ピピッ」っとアラート音がなり、安全に車線変更ができます。もちろんBSMの機能を前提に安全確認にするのは危ないですが、通常の安全確認をしていても、サイドミラーで確認ができないということも稀にあるので必要な機能です。NC->NDに乗り換えたときに妻は乗り換えのコスト以上にこの機能が特にメリットに感じていました。

 

RCTA
バックで駐車場を出るときに左右からくるクルマを感知してくれる機能です。
通常はバックで駐車するのであまりメリットはありませんが、それでも場合によってはバックで出庫することもあるので、後方視界の悪いロードスターには特に安全性能を高めてくれる機能です。
アメリカの場合、日本と異なり駐車場で頭から駐車するのが一般的のようです。出張中になんで?って聴いたことがあるのですが、逆に日本はなんで後ろから停めるんだ?と聞かれてしまいました。州によって違うのかもしれませんがカリフォルニアは現在前のナンバーをつける必要がないそうです。3年くらいまえはまだついている車が多かったような気がするのですが昨年はずいぶんと減っていました。ショッピングモールなどではクルマを前から停めるおかげで後ろのナンバーがそろって見渡せます。そう言った意味でも前に停めるという意味があるのかわかりませんが、この機能は日本よりアメリカのほうが重宝されて有効に働くと思います。

 

安全機能の追加でどの程度重量が変化したかわかりませんが、事故を未然に防ぐ安全機能は重量以上に大切なものだと思います。とはいえNR-Aで1トンを切っている、RSでも1.02トンだったと思うので、マツダのエンジニアの苦労が窺えます。