p68’s blog

Apple製品とMazda Roadsterが大好きです

安全機能あれこれ

ロードスターになって便利な機能について書きましたが、安全機能についてはまるっきり抜かしていました。ここはNC->NDロードスターで大きく良くなったところだと思います。

色々な機能がついているなかで、これは良いなぁと思うことを2つピックアップします。

  • ブラインド•スポット・モニタリング(BSM)
  • リア•クロス•トラフィック•アラート(RCTA)

 

BSM
車線変更時のウインカーを出すときに、その方向に併走車などがある場合ミラーにアラートマークが表示されると同時に音でも知らせてくれる機能です。
ロードスターは2シータ、屋根を開けられる機構なので、左後方の視界が悪いのはユーザだったらすぐに気がつくところだと思います。4シータの場合は後部座席の空間が存在しているので体を動かして見る始点をずらせば左後方を見渡すことができますが、ロードスターの場合2シータゆえに左後方、帆があって見えない。という感じです。特に右車線走行中に左車線側でバイクなどが併走していたりすると見えなくてヒヤッとしたりしましたが、この機能のおかげでサイドミラーの範囲にうつっていなくてもクルマ、バイクが併走している場合、ウインカーを出した瞬間に「ピピッ」っとアラート音がなり、安全に車線変更ができます。もちろんBSMの機能を前提に安全確認にするのは危ないですが、通常の安全確認をしていても、サイドミラーで確認ができないということも稀にあるので必要な機能です。NC->NDに乗り換えたときに妻は乗り換えのコスト以上にこの機能が特にメリットに感じていました。

 

RCTA
バックで駐車場を出るときに左右からくるクルマを感知してくれる機能です。
通常はバックで駐車するのであまりメリットはありませんが、それでも場合によってはバックで出庫することもあるので、後方視界の悪いロードスターには特に安全性能を高めてくれる機能です。
アメリカの場合、日本と異なり駐車場で頭から駐車するのが一般的のようです。出張中になんで?って聴いたことがあるのですが、逆に日本はなんで後ろから停めるんだ?と聞かれてしまいました。州によって違うのかもしれませんがカリフォルニアは現在前のナンバーをつける必要がないそうです。3年くらいまえはまだついている車が多かったような気がするのですが昨年はずいぶんと減っていました。ショッピングモールなどではクルマを前から停めるおかげで後ろのナンバーがそろって見渡せます。そう言った意味でも前に停めるという意味があるのかわかりませんが、この機能は日本よりアメリカのほうが重宝されて有効に働くと思います。

 

安全機能の追加でどの程度重量が変化したかわかりませんが、事故を未然に防ぐ安全機能は重量以上に大切なものだと思います。とはいえNR-Aで1トンを切っている、RSでも1.02トンだったと思うので、マツダのエンジニアの苦労が窺えます。