p68’s blog

Apple製品とMazda Roadsterが大好きです

キーボードの話 その1:変換アダプター編

Table of Contents

  1. 本日のお題目と結論
  2. 変換アダプタ
  3. オススメしたい変換アダプタ
    1. ABD -> USB変換
      1. iMate
      2. BOOTHで販売されているADBキーボードUSB変換アダプタ
    2. PS/2 -> USB変換
  4. おわりに

本日のお題目と結論

最近のパソコンはエントリーモデルでもそこそこの性能なので、フレームレートの高いゲームをやったり、ブロックチェーンの演算などをしなければ、どのモデルでも問題ないですよね。 仕事ではExcel, PowerPoint, Visual Studio、あとはメール関連、チャット関連のコミュニケーションツールなどなので、かれこれ数年前のPCを使い続けていますが不満に思ったことはありません。

それよりもSSDの容量であったり、Internetの回線の太さとかのほうが重要ではないかと思っています。とはいえ、こだわりがまったくないことはなくて、キーボードだけはこだわっています。

そんなわけで、キーボードのことについて書いていこうと思います。一度に書くと結構長文になっちゃっていつまで経っても投稿できないし、読みにくそうなので複数回に分けて投稿しようと思います。

今回のお題目は 変換アダプタ です。

これは現在のMac/PCは接続にUSBを使うのが一般的だと思いますが、過去にはMacはADB(Apple Desktop Bus)であったり、PCはAT端子、PS/2端子が使われていました。これらの端子をUSBに変換するアダプタになります。これがあれば、押し入れに入ったお気に入りのキーボード、中古のキーボードに興味がある人にとってお役に立てる情報になるんじゃにかと思います。

変換アダプタ

Appleは過去にはADBで、キーボード、マウス、プリンタ、スキャナなどの接続を統一していました。これがコストの問題なのか、業界の要望だったのか背景はよくわかりませんが、インテルMacが出始めたころから、周辺機器の接続がUSBになりました。

そんなADBインターフェースも20年以上まえにおわりましたが、変換アダプタを使えばまだまだ当時のキーボードが使えます。

一方、WindowsPC側もAT端子、PS/2端子からUSBに変更になりました。今でもPS/2端子が実装されているマザーボードを見かけますが(少なくとも会社で購入するサーバーPCは乗っていたり、乗ってなかったり)、キーボードなどの新作は出てないように思います。

そんなAT端子、PS/2端子からUSBにすれば当時のキーボードが使えます。

オススメしたい変換アダプタ

ABD -> USB変換

iMate

古い商品なので新品で購入するのは難しいが、入手できれば持っていても損はない商品。ADB端子のキーボードを現在のMacでも使用できる。キーボード以外にもADBからUSBに変換できるらしいが対象商品がないので試せてないがあったら買いの商品。 変換アダプタ内にボタン電池が内蔵されているが、これはADB時代にキーボードから電源を投入させるために必要なものらしく、通常のキーボード入力には必要ないらしい。どうりで随分と昔に買ったのに今でも使えるなぁと思った。

BOOTHで販売されているADBキーボードUSB変換アダプタ

iMateが壊れたら困るので、予備ってまだ買えるのかなぁと思って検索したら見つけた商品。まだまだADBをサポートしてもらえる製品があって大興奮した一品。 こちらの商品、Macで使うこともできるのですが、Windowsで使うためにキーマップの変更もできる商品。変更情報をアダプタ上に書き込みができるので、いちいちソフトウェアでキーマップを変更しなくても良いという逸品。こんな商品が欲しかった。

現在はiMateを置き換えてApple KeyboardをMacBookProで使うときに使用中。WindowsApple Keyboardってのも面白そうなので、時間があるときに試してみようと計画中。 すくなくともMacで使用しているときに不具合は感じたことがないが、注意書きにはこのアダプタはキーボードのみ対応とのこと。なのでマウス、スキャナなどは接続できない。

ixsvr.dyndns.org

PS/2 -> USB変換

会社のPCがPS/2端子がなくなってきたころに、色々買い漁って最終的に行き着いた商品。これがあれば世の中のPS/2キーボードがこれからも使えるんじゃないかと思って、予備も買っているくらいお気に入り。

色々買った中であった不具合

  • エディターなどでスクロールなどをさせた場合に、キーリピートが効かない。もしくはスクロールがめちゃめちゃ遅い。 なにをやっているんですか?と思うぐらいにキーリピートが効かなかった商品。リピートができてもスクロールが使い物にならない。なんて商品が普通に売っていた。
  • 特定のコンビネーションが打てない。 キーマップの変換をしていたのが問題だったのか、特定のコンビネーションが打てないアダプターがあった。

たしか3種類くらいは買って、上記のような不具合でまったく使い物にならなかったんだけど、下記はどこかの雑誌でおすすめしていたので買ってみたところ不具合が特になかった商品。マウス端子が邪魔だといえば邪魔だが使い勝手が良いのでそんなの気にしない。

おわりに

今回はキーボードの変換アダプタについて書きました。一般ユーザについては音声入力なんてのも既に実用的に使えるようになったり、プログラマに向けてもEditorなどのツールが充実してきたので実際にキーを高速に入力しなくても十分パフォーマンスが出せるようになっていると思います。ただ個人的には文章については何度も「ああでもない、こうでもない」と書き直すのは音声よりもキーボードのほうが早くこなすことができるし、プログラムについても、ツールでこなすよりもキーボードをカタカタしているほうが没頭できます。IT業界は進化が早いですが、まだまだ最低でも5年はキーボードの需要はあるんじゃないかと思ってます。さぁどうなることやら。