p68’s blog

Apple製品とMazda Roadsterが大好きです

トラックボールのお誘い

Table of Contents

  1. 本日のお題目と結論
  2. トラックボールのメリット
    1. 手首を動かさないで良い
    2. 細かいところを動かせる
  3. トラックボールのデメリット
    1. 別途購入が必要
    2. ちょっとした慣れが必要
  4. 使っているトラックボール
    1. M570/M570t
    2. MX ERGO
    3. M575
  5. Macで使う場合
  6. まとめ

本日のお題目と結論

ポインティングデバイスはマウスが一般的ですが、AppleのTrack Padはなかなか使いやすいですし、ThinkPadの赤いポッチも慣れるとめちゃめちゃ使いやすかったりします。そんなことで自分の環境を見ると一般的なマウスって使ってなかったりします。メインで使っているポインティングデバイストラックボールです。あの玉を指でクリクリして操作するものヤツです。思えば10年くらい使っていて最高に便利だと思うのですが、周りで使っている人が非常に少ないので今回はその良さについてかいてみようと思います。

トラックボールのメリット

手首を動かさないで良い

近くのウィンドウに移動する場合とかは特に差はないと思うのですが、横に2画面ディスプレイを並べたところで、端から端までマウスで移動させるとどうしても一度マウスを浮かして再度動かすって動作が入ると思います。この一度マウスを持ち上げて、再度動かすっていうは結構負担だったんだなぁと感じられます。これで肩こりが随分と減るんじゃないかと思います。

細かいところを動かせる

腕の動作で細かい作業って結構疲れると思っています。たとえばファイル名の変更とかでファイル名の途中をクリックしたりする場合です。腕で操作するよりも指先で操作するほうが器用に動かせる人が多いんじゃないかと思います。

トラックボールのデメリット

別途購入が必要

デスクトップPCなどで標準でついてくるのは通常マウス。トラックボールは別途購入が必要。

ちょっとした慣れが必要

ワタシのPCを使った人がまずやるのが、トラックボールを持ち上げてマウスのように動かす。あはは、これはトラックボールなんですよ。っと説明してちょっと使っていたりするようなのですが、やっぱり初手では使うのは難しいようです。一方マウスは高齢者がダブルクリックができないという話は聞きますが、ポインターを動かすのが思うようにできないっていうのは聞いたことがないので、マウスのほうが直感的なんでしょう。

使っているトラックボール

とはいえ、使い込んだトラックボールってLogicoolトラックボールだけです。これ、他の記事とかだと色々と買ってみたけどしっくりしないってのがワタシのいつもなのですが、トラックボールは最初に買ったLogicoolがめちゃしっくりときてしまって以来Logicoolのものを使っています。

M570/M570t

最初に出会ったトラックボール。最初のころはなんか安売りしていたりして、3980円で買ったような記憶があります。その後5980円くらいが相場だったよな。4つか5つ購入しましたが、どれも値段がばらついていました。実際の標準的な値段はいくらだったんでしょう。 使い勝手は、小ぶりのトラックパッドで、上から覆うように手のひらを乗せて操作をします。"t"がついているものはスイッチのベンダーが変わったとか言われていましたが、あんまり違いはわかりませんでした。これしかなかったときは他の選択肢を考えなかったので特に不満もなく使っていました。手のひらの小さい女性にも馴染みそうです。

MX ERGO

M570の上位バージョンとして登場。なんか発売前から随分と力の入れた宣伝でAmazonでも予約販売のような感じだったと思います。とりあえず発売日に購入。値段が1万円を超える。売りはBluetoothに対応して、マルチPCに対応。上部のボタンで簡単に切り替えられる。また手のひらの角度を変えられるので、手首が楽になるとのこと。使い勝手としては、ホイールが良い部品になったのか回しやすくなった。角度が変えられるのでたしかに使いやすいような気がする。重さがあるので簡単には動かなくて安定している。肝心のトラックボールでの操作はさほど違いがないような。M570に劣る部分としては、でかくなったので手にしっくりとこない。表面のラバーはしっとりとしていて良いが、2こ買ったうちの2017年のものは加水分解しだしたのかちょっとベタつくようになった。無理くりラバーを剥がしてマウスの滑り止めシールを貼り付けて使っている。 とM570では不満のなかった部分に不満が。。。

M575

M570の後継バージョン。これが売り出されてM570は販売がなくなった。売りはMX ERGOのように角度がついた。ただしこちらは角度を変えることはできない。Bluetooth対応になった。MX ERGOとの差別化のためか、PCの切り替えは底についたスイッチで切り替える。よってMX ERGOのように2台のPCを並べて上部のスイッチで切り替えて使うというようなことはできない。ただこれは一長一短で、ワタシは昼間は会社のWindowsを使って、仕事が終わればMacに切り替えて使っている。同時に使うことがないので底の切り替えスイッチのほうが使いやすかったりする。 ポインターの操作感はM570と変わらないが、ボールの塗装が安っぽくなったのかあまり動作がよくなかった。これはAmazonの別売りの玉をかって取り替えたところ非常に使いやすくなった。

Items M570 MX ERGO M575
ポインターの動作
ホイールの動作
手のなじみ
接続性  x
コストパフォーマンス x

Macで使う場合

いつからか、トラックパッドのスクロールの操作がiPhoneなんかと同じになりました。2本指で上に動かすと、画面は下に下ります。この変更があったときからMacでマウスは使ってませんでした。ホイールがこの動きと連動していて、上に動かすと画面が下に下る。これがまるっきりWindowsと逆なので使いにくかったです。当然設定で変えられるのですが、設定を変えるとトラックパッドとマウスが同時に変わったしまうので今度はトラックパッドが使いにくくなるという逆転が。そんな不満を抱えているひとはワタシだけではなくて、 Scroll Reverser というソフトが出ています。これはトラックパッドとマウスをそれぞれスクロールの方向を制御できるようになります。したがってこれを入れて、トラックパッドは2本指で上に動かすと、画面は下にスクロールして、トラックボールのホイールを上から下に動かすと、画面は下にスクロールできるようになりました。

まとめ

色々と書いてきましたが、ここでメインに書きたかったことは、もしプログラムを組んだり、Excelで左右に広い移動を頻繁にしていたり、細かい移動を伴うPowerPointなんかの編集を主にしていて肩こりがあったりしたら、トラックポイントを検討してみても良いんじゃないでしょうか? というお誘いです。最初の一台だとM570が入手困難なのでM575が良いと思います。どのみちトラックポイントを支える軸のようなものが数年使うと摩耗してしまうのか新品に比べて滑りが悪くなります。したがってそこそこの操作感で失点のすくなりM575がいいんじゃないかと思います。