MacBook 11 inch + chromeOS + Visual Source Code
- 本日のお題目と結論
- MacBook Air 11インチ
- OSについて考える
- chromeOSでのテキストエディタ
- MacBook 11 inch + chromeOS + Visual Source Code
- まとめ
本日のお題目と結論
嫁さんがM1 Mac Airに移行したのでそれまで使っていた11インチのMacBookAirが余りました。 ほとんど使われてなかったというのと。現行モデルにはない小ささがあるのでちょっと使ってみようと思います。
目標は喫茶店とかで時間つぶしにWebブラウジングができることと、メールのチェック。あとこのBlogの書き込みのようなものができればいいなぁと思っています。
MacBook Air 11インチ
MacBookの中で一番小さかったモデルだと思います。ディスプレイが11インチなので見渡すような画面ではありませんがテキスト入力を中心とした目的なら最適な大きさではないかなぁと思っています。 キーボードのほうも現在の薄さにこだわったものではないので、適度に押し心地があって使いやすい部類のキーボードだと思います。
バッテリのほうが購入して10年近くたったわりには2時間くらいは動作できるようなのでそれほど劣化はしていないように感じます。
OSについて考える
Apple Ecoシステムの恩恵を受けているワタシとしては当然MacOSが最適であることはいうこともないのですが、サポートの期間が過ぎているのでセキュリティに不安があるので別のものを検討します。
最初に思いつくのが標準でBootCampがサポートされているのでWindowsなのですが、ライセンスから購入するとかなり敷居が高いのでこれは除外
無料のOSから考えているとLinuxが真っ先に浮かんだのですが、ちょうどタイミングよくchromeOS Flexの正式版がリリースされました。Linuxを入れてもバリバリとテキスト処理をするわけでもないのでちょっと面倒だなと思っていたので、MacBookもサポートリストに入っているchromeOS Flexとすることにしました。
OSのインストールは至って簡単。Macで起動USBを作成してUSBに差し込んで再起動。ライブUSBで起動後にSSDにインストールすることができます。起動時間も非常に早くGoogle ChromeやGMAILなども標準でインストールされました。ユーザの設定も基本的にはGoogleアカウントで動くようです。
chromeOSでのテキストエディタ
emacs
まずは思いつくのは30年近くつかってきたemacsです。このchromeOSの面白いところはLinuxの環境を簡単にインストールできるところです。それもGUIはchromeOSのままで、アプリケーションだけ実行できるようなので結果的にLinuxのアプリケーションをchromeOS内のひとつのWindowとして使えます。WindowsでのWSLの環境と同じです。 早速emacs 28.1のインストールを試してみました。sourceを落としてきてコンパイルをかけてインストール。非常に簡単にインストールすることができました。ただここでの鬼門が日本語環境です。
Google日本語入力のOpenSource版のMOZCをインストールします。日本語の入力は可能になりましたが期待している設定にできません。やりたいこととしてはいかになります。
日本語のON/OFFを Shift-Space でToggleで切り替えたい。これは昔に使ったkinputだかの癖でそれ以降すべてのOSでこの設定で動くようにしています。一般的にはCommand-Spaceや、Control-Spaceなどをアサインするのが一般的のようですが、emacsのMarkをControl-Spaceにアサインしているのでshiftのほうが都合が良いのです。
文節の区切りや確定はATOKアサインにしたい。これも昔からの設定なので指がこれになっちゃっているのですが、ここ10年は変換効率もすこぶる賢くなったのでそれほど頻度は高くないのでこれを気に一般的なキーアサインに変えても良いかもです。
いろいろごちゃごちゃやっていたのですが、Shift-SpaceのToggleの設定がどうしてもできませんでした。emacsの設定自体の情報は手に入るのですが、ちょっと標準から外れた設定になると極端に情報が少なくなるので思ったように設定できません。 しかもchromeOSの内部のVM上で動くLinuxなのでまたことを難しくしています。
Visual Source Code
そんなわけでemacsは便利なのですが、この一台のために設定を追求していくのもどうかと思い他のエディタに目を向けることにしました。最近はvisual Souce Code 一択のようです。 そもそもemacsを使っていたのはマルチプラットフォームというのがありました。会社ではWindows/Unix, 家ではMacだったので同じ操作をするためにはemacsが最適でした。 Visual Souce Codeも職場の人も多く使っているので知ってはいましたが、使ったことはありませんでした。しかもMicrosoftが出しているのでWindowsだけのサポートだと思いこんでいました。 しかしきちんと調べてみるとマルチプラットフォームで自分がemacsを使っていることは概ねできそうです。
- マルチプラットフォームでWindows/Mac/Linuxがサポートされている
- キーアサインはカスタマイズできて、しかもemacsのキーアサインにする設定はすでに多くでている
- ソースコードはもちろんMarkdownにも標準でサポートされている
- プラグインで機能の拡張ができる。しかも多くのことはすでに実現されている。
- バイナリエディタも使える
- Shellも使える
早速メインのM1 Mac Bookのほうで使ってみると設定はカンタンでなによりもemacsと比べると動作が軽いです。Markdownの使い心地もプレビューがカンタンにできるし、はてなブログへのuploadもemacsのときと同様にできます。
ここはemacsにこだわりすぎずに現在一番情報があるVisual Source Codeを使ってみることにしました。
ワタシの目的だとテキスト入力がメインなのでディタの使い心地が一番大重要になります。このSoftwareを中心に考えてみることにします。
MacBook 11 inch + chromeOS + Visual Source Code
Webでの情報を集めながらセットアップしてみました。インストールは圧倒的に楽でVisual Souce Codeのインストールまでは迷うことは少ないと思います。 物理的に必要なものはUSBメモリだけなので気軽に試せてよいですね。
一点注意があってMacOSをそのままにデュアルブールとかを考えるとちょっと気軽に試せなくなるのでメインマシンにはおすすめできません。
使い心地の結論としてはLinux環境の日本語入力がどうもしっくりときませんでした。DualCPUのMacなのでエミュレータ上のLinuxはやっぱりそれなりに重くなります。Windows XpのころのMicrosoft wordのような重さです。
結論としてはWebブラウジング、メールの読み書きをchromeOS上で実行するなら、問題なく使えると思います。chromeOSでNativeのVisual Source Code、emacsのどちらかがでたら戻ってこようと思います。
まとめ
MacBook 11 inch + chromeOS + Visual Source Codeの組み合わせを試してみました。無料でこの環境が提供されているのは素晴らしいですね。
ただDual CPUでLinuxエミュレーションは重いのでLinuxアプリメインで使うのであればNativeにUbuntuを入れたほうが良さそうです。
そんなわけで次はUbuntuを試す予定です。