p68’s blog

Apple製品とMazda Roadsterが大好きです

T-Mobile "Pay As You Go" PAYG

本日のお題目と結論

2020年以降コロナのせいで出張なんてとんでもないということになっていますが、その前は年に2,3回のアメリカの出張がありました。 一回が2ヶ月程度だったので固定の電話番号を持ちたいと思ってT-Mobileに契約しています。そんな情報をちょっとまとめてみます。

T-Mobile

アメリカは4つのキャリアがありました。老舗のAT&T, シェアのverizon, トラベルSIMなどのサービスが充実しているT-Mobile, ちょっとエリアの狭いSprint。このT-MobileとSprintが2021年ころに合併して現在業界2位に浮上しているようです。

そんな合併する前にあった契約でPay as you goという契約があります。これは月額$3ドルで番号が維持できて、通話もSMSもすべて使った分の従量課金。というものです。

4年くらいまえはまだ携帯電話料金も高かったので3ドルで番号維持ができるというのはすごく魅力的でした。これだけで従量課金とはいえ通話とSMSができるので、出張時にドライバーに予め電話番号を伝えておいたり、アメリカのレストランのWaitingListに入れると必ず電話番号を聞かれてSMSで連絡が来たりするので毎月3ドル。年間でも36ドルで5000円程度などなのでかなりオススメできる契約でした。

サポートも充実していてFB Messangerで連絡をすることができます。ワタシの場合はデータ通信のサービスを追加したいのにうまく追加できないときに連絡しました。その他Sprintとのマージでその後のサービスが受けれるのか?などの質問もすぐに答えてくれました。 一部電話が必要な場合もあるようで、ワタシの場合はプリペイド契約後にメールアドレスがうまく設定できなかったときにchattingではなく直接電話をする必要がありました。どうも以前にプリペイド契約をしたときの設定が微妙に残っていて同じアドレスが使えないのが原因でした。電話はおばちゃんが対応してくれて、新しいメールアドレスに秘密の質問を設定する必要があって、全て会話で設定する必要があったのでちょっと難しかったです。gmailエイリアスアドレスで設定してもらったりして20分以上話していたと思います。

電波状況は日本ではどこでもつながるという感じがありますが、アメリカは広いのでちょっと都心部を離れるとアンテナが立たない場所も結構ありました。AT&Tの回線も同時に使っていたときに比べたら山岳地とかに行くと弱くなって差がでる感じでした。思えば日本でも3G回線が普及したころにdocomo/auはつながってもSoftbankが繋がらないという場所が結構あったように思いますが、あれに近い感じがしました。

とはいえ、プリペイドをやっていないverizon。AT&Tプリペイドはちょっと高かったりするので、この回線を使ったMVNOのH2O Wirelessなんかのほうが手軽に使えます。 そんなわけで4大キャリアのうち旅行者が気軽に使えると言う意味ではT-Mobileが一番だと思います。

ここ2年でのT-Mobile事情

この2年の間にT-Mobileのほうも色々変わったようなので気がついたことをリストしてみます。

  • Pay as you goの契約がなくなった?

どうもSprintと合併したころからPay as you goの説明がホームページ上からなくなったようです。 自分のアカウントのページではPay as you goのサービスが継続されているようですが、プラン変更の画面からpay as you goの選択もなくなりました。なので一度契約を変えてしまうともうPay as you goに戻せないような気がします。

  • セキュリティが厳しくなった?

以前からホームページの自分のアカウントにログインするときには、セキュリティの観点で自分の設定した質問がたまに表示されていました。これがいつの頃からか、毎回セキュリティの質問に答えるようになっていました。それが最近チャージしようとログインしたところSMSでの承認か、携帯端末のFaceIDもしくはTouchIDでの承認が必要になっています。 FaceIDとTouchIDも一度はSMSで端末の承認が必要になるので、一度端末にSIMを指してSMSを受信する必要があります。 先日試したところ、Softbankの回線をつかんでSMSで承認コードが受信できたので回線はまだ有効で問題なさそうです。

pay as you go契約だとデータ通信はついていないのでプロファイルなんかは気にしなくて良いですね。1年前くらいに試しにつかったときはdocomoを掴んだような記憶があるのですが先日つないだときはSoftbankでした。iPhone 3GS以来だったのでなんか懐かしかったですね。

とりあえず様子見かな

実際のところdocomoのahamoを契約しているので海外でデータ通信もできるし料金さえ気にしなければ通話もSMSもできるのであえて海外のSIMを契約し続ける必要性は少なくなりました。 料金さえ気にしなければといっても大した金額ではなく、通話をしたとしてもT-Mobileで毎月3ドル(=400円程度)引かれるようりは遥かに少ない料金です。 この1プライスで世界で使えるというのは少なくとも4年以上まえからT-Mobileでは実施していたはずです。アメリカの同僚とタイに出張したときに普通にデータ通信まで使えていたので確かです。 ahamoもやっと追いついた感じですね。auがpovoという料金の安いプランを進めていますが、ahamoと競争力を維持してもらいたいのでぜひahamoのようなall in priceのプランを出してもらいたいところです。

ahamoのプランが自分に合いすぎているのでT-Mobileをやめても良いのですが、先に書いたとおりやめたら二度と契約できなさそうなので、アメリカ国内の電話番号を保持するという意味でもう少し契約を続けてみようと思います。

 まとめ

ここ2年間でコロナだったり情勢が変わりましたが携帯会社のプランも大きく変わりました。日本はアメリカに比べて自由度がないように思っていましたが海外で使えるプランも出たりして価格的にはアメリカよりも安く良いプランになっていると思います。 また海外に行ったりしたいんですがこの状況だともう少し先ですかね。