p68’s blog

Apple製品とMazda Roadsterが大好きです

Apple製品に名前をつけていこう

本日のお題目と結論

Apple製品をつかっていると必ずといっていいほどiCloudにログインして使用していると思います。これによってどの端末をつかっていてもメールの設定やら、Safariのブックマーク、iCloud Driveのファイルなんかが同期されて同期されてあまり深く考えなくてもセットアップが終了して使い始めることができます。

このときに各端末の名前も自動で登録されるのですが、端末の台数が増えてくるとちょっとわかりにくくなります。今回はこの端末名の設定について書いてみようと思います。

iCloudの端末名

iCloudの名前に仮に「へのへのもへじ」と設定した場合、iPhoneの名前は「へのへのもへじiPhone」というような名前が設定されます。Macの場合には「へのへのもへじのMacBookAir」とかの機種名になっていたと思います。*1

この名前は複数持っているとデフォルトで「へのへのもへじiPhone 2」というように機種名のあとに番号が振られます。この名前はダブると管理上不都合があるので致し方ないのですが、デフォルトで設定されるので複数の端末を使っているとそれぞれがどの端末に対応しているのかわからなくなります。

デフォルト設定名の一番の問題

いろいろなところで指摘されていますが、AirDropの相手先に”すべての人”を設定していた場合に個人情報保護の観点からiCloudの端末名が表示されるのが問題になります。基本的には本名を入れている人が多いので知らない間に名前が読み取られてしまいます。 よく電車などで知らない人からAirDropで卑猥な写真を送られたりする場合があるようです。便利な機能のひとつですが相手先に”すべての人"で設定するのはよろしくないですね。 通常は”連絡先のみ"で設定している場合でも、知り合いにちょっと写真を送りたい、でも連絡先には登録されていないときについつい”すべての人”に設定を変えてAirDropしてしまいます。そして元に戻すのを忘れる。そんなケースがあります。お気をつけください。

ワタシの不便だと思う問題

AirDropの件は気をつけているのでワタシ的には問題にならないのですが、Apple製品が増えてくるとこの「へのへのもへじiPhone 2」と表示されてどれがどの端末名なのかわからなくなるのが問題だと思っています。友人なんかのiPhoneをみてもここを設定していないのも多くて「名前 + iPhone + 3」とかなっています。 番号で管理できる人はそれでも良いのですが。。。

ちなみにこの端末名は色々なサービスで使われています。 - 「探す」どの端末か識別するのに使用。 - 「バックアップ」Timemachine上に端末名ごとにファイルが作られる - 「AirDrop」相手先に表示される

なので、意味のある名前に変えておくのはそれなりに意味があると思います。

自分が理解しやすい名前をつけよう

昔SEをしていたときに請負先に常駐していました。そこはSunMicrosystemsのUnixマシンで構築されたClient/Serverを使った構成で、それまで汎用機を使っていた自分にはとても新鮮な職場でした。いまではlegacyなプログラム言語のC言語ですが、その当時はCOBOLなんかがメジャーだったのでC言語すらえらく先進的なものでした。その当時の「情報処理技術者試験」でやっとC言語が採用されたぐらいのころです。30年くらいまえですかね。

そんな職場のマシンはunixなのでそれぞれのマシンに名前がついているのですが、そこのマシン管理が星の名前をつけるというものでした。「なぜ星の名前をつけるんですか?」と聞いたところ、「だって星の数ほどあるから枯渇することはないでしょ?」って答えを頂いたのが印象的でした。mercury, venus, mars, uranus, neptune, pluto などなど。 pluto.hogehoge.co.jp というようなFQDNでアクセスできるので簡素な番号で管理されたものよりもキャッチーで覚えやすかったです。

それ以来自分のマシンもなにか系統だった名前をつけるようにしています。現在のApple製品にはスターウォーズのキャラクターの名前をつけています。自分なりに意味づけをしているのでちょっと紹介します。

  • r2d2 : 最初のiPod Touchにつけました。通話はできないので機械語しかしゃべれないということでR2D2
  • c3po : 最初のiPhoneにつけました。通話ができないiPodTouchに対して、こちらは通話ができるので言葉が達者という意味で。
  • yoda : 現在のMain iPhoneSE2。一番賢いという意味で。
  • chewbacca : yodaのiPhoneSE2に対して、サイズが大きいのでチューイの名前を。
  • luke, qui, poe : Macにつけています。lukeとquiはフォースが使えるのでガッツリ賢いというMacのイメージとあうのですが、M1 MacBookはpoeになっています。ちょっとミーハーという意味で。
  • leia, rey, padme : iPadには女性の名前をつけています。
  • porg : AirPods。すごく小さい機器なので。
  • BB8 : Apple Watchに。いつも身近にあるものなので。
  • naboo : ネットワークドライブはスターウォーズで出てきた星の名前を。

などなど、自分なりのこじつけの名前ですが、物覚えのわるいワタシでも意外に覚えやすいですよ。

このような管理にしているとTimeMachineでバックアップにそれぞれのマシン名でファイルが作られるので、あとから見たときにわかりやすいですね。iPhoneなんかの機種変でTimeMachineから復元すると元の名前になりますがすぐに新しい名前をつけて再度バックアップするようにしています。

まとめ

ワタシの運用しているApple製品の機器の名前を紹介しました。Apple製品をたくさん持っていて「探す」アプリでずらーっと羅列されているかたには特にオススメです。 JOJO好きならスタンドの名前や、マリオシリーズが好きならキャラクターの名前なんかもいいですね。

*1:端末名はセットアップ時の起動後に一番に変更するのでデフォルトの設定はあやふやです。ちなみにIT業界、特にSoftware関連の仕事をしていると、このデフォルトというのは初期値とか特別な設定をしなかった場合の標準的な動作と意味で使われていてついつい結構日常会話で使ってしまいます。一方、金融関連の業界では債務不履行という意味で使われるので「それってデフォルトじゃん」というような会話をすると意味が通らず「はっ?」となって違和感あるようです