p68’s blog

Apple製品とMazda Roadsterが大好きです

間欠ワイパーとクルーズコントロール

現在のNDロードスターの前に乗っていたNCロードスターでビックリしたことの一つに間欠ワイパーが固定というのがありました。ワイパーは停止、間欠、低速、高速の切り替えで通常の車では間欠の設定にして早さを調整できるリング状のスイッチがついていると思うのですが、NCロードスターにはありませんでした。
これ、晴れの日には使わないので必要ないものなのですが、微妙な雨のときには「間欠」ではちょっと遅い、でも「低速」ではやりすぎってな感じのときに微妙に不便に感じてました。どこかの記事で書かれていたのですが、ロードスターはこだわりの軽量化がされているので、必要ないものは極力簡素なものになっている。というのがありました。そんな記事を見ていたので、ああ、それでワイパーにはリング状のスイッチがないのかしら。と思ったりしていました。

 

でも不便に感じていたのはワタシだけではなかったようです。NCロードスターとRX8のワイパーレバーの端子は共通のようで、RX8のワイパーレバーに取り替えることによってリング状のスイッチが追加されて間欠の早さが調整できるようになります。このワイパーレバーに取り替える記事が結構検索できるので不便に思う人がそれなりにいたのではないかと。でも、なんだかんだ交換してもいいかなぁと思っていたのですが、結局乗り換えまで交換せずでした。

 

そんなNCロードスターで、「ロードスターとはちょっと不便なものなのだ。」と勝手に思い込んでいたのですが、NDロードスターに変わってこの辺りは随分と便利になりました。
ワイパーはリング状のスイッチが標準装備され、Auto設定ができるようになり、雨を感知して自動でワイパーが動くようになりました。

そんなわけで、マツダのエンジニアは色々な改善などをしているとは思うのですが、ワタシが気がついたNC->NDで便利になったものを挙げます。

  • 前述したワイパーがAuto、かつリング状のスイッチで早さが設定できるようになった。
  • ライトもAutoができるようになって、基本的に昼夜で触らなくても良いようになる。消し忘れとかも気にしないで済むのでさらによし。
  • オートクルーズ機能がついた。

 

ワイパーとライトは本当に便利になりました。この機能追加でどの程度の重さが増えて軽量化に重きを置いている人には「いらん」と思う方もいるのかもしれませんが、ワタシ的にはマツダエンジニアに大感謝です。

 

さてさて、ここからが本題です。
先に書いた気がついた便利機能の一つに「オートクルーズ機能」があります。これ購入前はちょっと楽しみだなと思っていたのですが、実際に使ってみたらあんまり便利ではなかったなぁという話です。

 

現在NDロードスター以外にCX-5に乗っています。このCX-5には「マツダレーダークルーズコントロール(MRCC)」という機能がついています。これは高速運転時に非常に便利な機能で、前のクルマにレーダーで捕捉しながら車間距離を調整しつつ、一定の速度で走行できるという機能です。

 

具体的には、高速道路で運転中にこのMRCCをオンにします。同時に速度をたとえば100km/hに設定します。すると坂で登ろうが降ろうがクルマを100km/hになるように自動で調整されます。登り坂でアクセルを強く踏んだり、下り坂でブレーキを踏んだりせずに調整できるのはかなり楽で、意外に細かい調整をしていたのだと気づかされます。
かつ、レーダーで補足されているので、もし前にクルマがいたり、速度を落としたりした場合には自動で速度が調整されます。どの程度自動で調整されるかというと、ETCのゲートをくぐるときに20km/hぐらいまで速度を落としますが、前のクルマが速度を落とすと車間距離を保ちつつ、同じ速度まで落としてゲートをくぐれるぐらいです。
したがって、渋滞時でも速度は自動で落ちるし、不意に割り込みがあったりしても自動で速度が調整され車間距離が保てるので長距離の運転は本当に快適です。

 

NDロードスター購入時に、このレーダーまではついてないということは理解していました。したがってNDロードスターの場合は「クルーズコントロール」という機能になっています。
このCX-5の「マツダレーダークルーズコントロール」とNDロードスターの「クルーズコントロール」はスイッチの操作こそ同じですが、使い勝手がまったく違います。

 

ロードスターの場合、レーダーがついてないので設定した速度で運行しようとします。したがって前のクルマの減速や、不意の割り込みなどでも設定した速度で運行しようとします。一方、CX-5の場合は割り込み時のときなど自分がブレーキを踏むよりも一瞬早く自動で減速されてすごい便利だなと思うことが多いのです。ロードスターの場合は割り込み時でも同じ速度で走ろうとするので逆になんか危なく感じてしまいます。かつロードスターの場合はMTにしたので速度は一定にしようとしている傍らで渋滞減速時にはギアは自分で処理する必要がある(MTなので当然と言えば当然)ので、いまいち「クルーズコントロール」の使いどころがわかりません。

 

NCロードスターの頃はリングスイッチ一つ付けなかったりとしたのに、このNDロードスター場合、ワタシ的にイマイチ使い所のわからない「クルーズコントロール」がついています。わざわざ年次改良時に付けた機能なので便利に使いこなしている人も多いのかもしれませんが、どうせつけるのならレーダーで補足して快適機能にしてもらいたいし、レーダーつけないなら逆に危なく思う「クルーズコントロール」もいらないと思ったりしているのはワタシだけですかねぇ。

 

音楽うつりかわり

昔聞いた話だと、親父世代はテレビが出だしたころから現在の4Kだかの進化が見れていいなぁと思ったりしていたんですが、音楽を携帯するってことに関しては自分の世代がど真ん中だなぁと思ったのでちょっと書き出してみようと思い立ちました。

 

小学校の頃
家にはラジカセと呼ばれるラジオとカセットデッキが一体化したものがあった。たのきんトリオ松田聖子さんなんかが大人気で黒柳徹子さんと久米宏さんが司会の「ザ•ベストテン」なんて番組が人気でしたね。当時テレビの前にラジカセを置いて録音していました。しかもライン入力ではなくラジカセのマイクで録音していたので今思うと音質なんてあってなかったようなものだったハズ。ただ何度も聞き返したりして子供ながらにいつでも最新の歌謡曲が聴けるっていうのにテクノロジーを感じていました。当時のワタシはまだ家で音楽を聴いていました。。

 

中学校の頃
クラシック音楽に興味を持っていたころで、家には親父が若い頃に収集したと思われるレコードが数十枚。レコードは針を置くときに緊張するししまうときに静電防止のスプレーをかけてビニール袋に入れてジャケットに入れるという面倒臭さがあったので、カセットテープに録音して聞いていたような記憶がかすかにあります。ワタシ以外にもそんな人結構いたんじゃないかと思います。で、このころに画期的なCD(Compact Disk)と呼ばれるデジタルに録音されたものが登場しました。プレーヤーはレーザーで読み取るとのこと。もう針はいらないし、埃の「バチバチ」というノイズに悩まされることもない新時代の幕開けでした。当時ブラバンの顧問を務めていた先生は、その当時数千枚のレコードを所有していました。その顧問いわくCDは圧倒的な定位があるとのことでレコードに比べてどこにどの楽器の人が座っているのかわかるほどにリアルな再現に変わったそうです。当時独身だった顧問の先生はその財力をCDに入れて込んでいました。当時レコード店と呼ばれるお店の片隅でCDは売られているくらいでしたが、顧問の先生はワタシの在学中に数百枚のCDに置き換えていったようです。クラシック音楽の面白いところは指揮者、演奏会によって味付けが違うので、同じ楽曲でも演奏によって違った楽しみがあるところだと思います。好きな人にはいくら買っても終わりがない世界でした。そんなCDにテクノロジーが進化していた時代でしたが、当時のワタシはまだ家で音楽を聴いていました。。

 

高校の頃
バイトも始めて少しばかりのお小遣いもできたころでした。初めてCDを買ったのもこの頃で松任谷由実さんのCDを初めて買いました。あと猿がCMをしていたWalkmanを購入したのもこの頃だったはず。カセットテープに音楽を録音してWalkmanで聴く。しかも家じゃなくて外で聴けるってのが画期的でした。バイトの先輩に渋谷の「ディスコ」に連れて行ってもらったのもこのころで、ノリの良いEurobeatのCDを買ったりしていました。Non-stop NoSuper Eurobeat Vol.1も買ったのも覚えているんだけど、今調べたら1990年らしいので記憶がちょっとズレていそう。
いずれにせよ、CDとWalkmanは画期的な技術でワタシの中でSONYは最高にイケてる会社でした。

 

卒業後の頃
バイトはメチャメチャやっていたので、それなりにお小遣いもあってCDは買いまくり、音楽業界もノリノリな時代で色々なアーティストが出ていました。カセットサイズのWalkmanも買ったりして音楽環境は充実していました。そんなときに画期的な商品が登場。その名もDisk walkman。CDがそのまま持ち運べるという商品。しかもなにがすごいって早送り、巻き戻しが必要ない。っていうカセットテープの弱点を克服。さらに持ち運び時に録音も必要ないし、アナログに落としていないので音質も良い。っていうこれが永遠のスタンダードと思わせるような商品でした。CDをたくさん持っていたので飛びついて購入しましたが一点弱点がありました。結構振動に弱いので走りながら聴いたりするとすぐに音飛びが発生することでした。ただ電車などで聴いている分にはなにも問題がないのでCDを購入した翌日にはすぐに持ち運んで聴いていてライフスタイルが変わった感じだったのを覚えています。

 

社会人なりたての頃
Disk Walkmanは何回か買い替えたように思います。買い換えるたびに読み込みキャッシュが効いていて、少しぐらいの振動を与えても音が飛ぶことはなくなりました。登場するたびにどんどん薄くなっていき、再生時間も充電残量を気にしなくても良いくらいになりました。そんなころにMDと呼ばれるカセットテープを置き換える商品が登場します。これ多分CDレンタルしたものを個人的に録音する人には重宝した商品だと思います。ただワタシはジャケット毎欲しかったっていうのもあってCDで購入していたので結構流行ったはずのMDは一度も触ったことありませんでした。MD Walkmanも流行ったような気がするのですが、とうとう一度も購入することはなかったです。

 

社会人になってそれなりな頃
CDはそれなりに購入していました。クルマも購入したりしたので車内でも聴くことができました。このころはCDは未来永劫続くんじゃないかと思ってました。

 

社会人になって独身ゆえの特権で4,5万円のものなら気軽に買えちゃう頃。
iPodが登場。世の中はハードディスクを持ち運ぶって必要? 音楽プレイヤーにしては高すぎるんじゃない? って意見も多かったように思います。そんなおりに30GBのiPodが出たときに購入。世の中iPodが品薄だったので配送までの3週間くらいで手持ちのCDを400枚以上iTunesで変換していました。iPodが届いたのは今でも覚えています。MacからiPodに音楽データを全て転送して、あんなに場所を取っている全部のCDがこれ一台に入っている。クルマで聴くときにもこれ一台持っていけば良い。翌日にはiPodの良さを周りに触れ回っていました。「容量がデカすぎるとかそんなことじゃなくて、全部を持ち運べるってのが良いんですよ」ってな感じです。当時クルマのカーステとの接続はライン入力できる機種は少なくて、FM電波で飛ばすか、カセットテープアダプターを使って接続というのが一般的でした。FM電波のほうは車の社外にあるアンテナに飛ばす、かつパーソナル無線などの影響を受けてノイズが乗るという評判でした。その頃に丁度新車を購入したのですが、オプションでライン入力は選べず、ユーザはカセットデッキもしくはMDデッキが選択可能でした。そこでカセットテープアダプタを使うことを前提にカセットデッキを購入したのは良い思い出です。ディーラの人も通常はMDを選択するのに?という感じでした。
ただこの選択は結構あたりで、音質は劣るが有線の強みでiPadからカーステまでノイズに悩ませられることもなく普通に再生できました。
その後、iPodは進化を続けます。iPod nano, iPod shuffleなどを購入して、iPod TouchiPod Touchの操作性に感動していよいよ iPhone 3GSを購入!
iPodの機能に電話がついた3GSは最高でした。まだ通信は遅かったので、標準で装備されいたGoogle mapを車内で使うっていうのはまだでしたね。

iPhoneは3GS -> 4s -> 5c -> 7 -> Xs と変更していって、とうとうApple Musicを契約して車内ではCarPlayで接続してストリーミング再生までできるようになりました。もはや事前に音楽を転送しておく必要もなく、Siriに適当にお願いをすれば適当な音楽を選んで再生してくれるようになりました。特に運転中に手で操作することなくステアリングの音声ボタンを押して声でリクエストがかけれるのが最高に便利です。一生全ての曲を聴ききれないくらいの曲数をファミリー契約ですら、わずか年間2万円以下で聴き放題っていうのはスゴイサービスだと思います。今後音質もHDになるとのことでますます音楽が身近なものになりそうです。

ロードスターの定期点検

2019年11月に購入したロードスター。特に壊れたりとか心配があったりとかはないのですが半年毎にディーラに点検を出している。

正しい理解かどうかわからないけど、1年毎のが法定点検で、その間を埋めているのがMSCマツダセーフティーチェック)という認識。

車はいままでトータルで5台買って、そのうち最初の1台以外はマツダで4台。必ず半年毎に点検もしくは車検に出している。

 

おかげで1台目のマツダ車以外でバッテリ上がりを経験したことがあるが、マツダ車ではトライブルは一度もなし。まぁパンクは数回あってその都度タイヤ交換なんかしているのでノントラブルではないけど。

 

今回もオイルの交換をお願いして、点検結果は特に問題なし。タイヤの空気圧、サイドブレーキの調整が行われたくらいで終了した。良かったー。

 

良く高性能なスポーツカーなんかは走行距離に応じて交換パーツが決まっていて、定期点検で思わぬ出費があるというのを聞くが、そこは国産のマツダ。特に壊れてもいないパーツを交換することもなく、半年毎の点検も意外に安く済んでいる。この話を友人とすると、それほど多くの人は定期点検には出していないようだ。結構YouTubeでもDIYで点検するような画像が出ているので出来る人はいいなぁっと思いつつ、皆さんはどんな感じなんでしょうか。

CarPlay Wireless as of 2021-05-28

今日もNDロードスターCarPlay with WirelessアダプタのUpdateをしたいと思います。

 

まずは、使ってみたらNDロードスターにぴったりなケーブルがありました。

この手の商品券は実際に使ってみないとわからないので期待半分でしたが、久々にヒットでした。

 

実際に接続してみるとこんな感じ。AdapterのLEDが見えなくなるのですが結構安定しているし逆にチカチカしていて消えれば良いなと思っていたぐらいなので気に入っています。

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次にWireless AdapterのスレッドからMAZDAコネクトに関係ありそうなものだけ抜き出します。

CarPlay adapter to convert to wireless CarPlay? | MacRumors Forums


Custom Firmware最新版に対応
Factory Firmwareの2021.04.26に対応したCustom Firmwareがリリースされました。ただMazda車で確認されている1時間ごとにRebootがかかる問題はまだ持っているようです。各書き込みを見ていると2021.03.06が一番安定しているように思います。

 

MazdaコネクトのFirmware 74.00.230A
北米向けにはすでに配布されているマツダコネクトのファームウェアに更新するとWirelessアダプタのほうに不具合がでるようです。日本ではまだ配布していないと思われるので、特に問題はありません。

 

2021/06/15 追記

ブログにコメントを頂いたのですが、NDロードスター 21年5月式のマツダコネクトは74 になっているそうです。現時点ではCarlinkitのほうが動作しないそうです。

 

 

わさび丼、わさびそば、仕上げにわさびソフトクリーム、そして昼間ドライブ

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ロードスターでのドライブは夜中に工場地帯とか高速道路ってのが多いんですが、今回はちょっと気分を変えての昼間ドライブ。

目的地を設定しないと終わりのない戦いになってしまうので、目的地は伊豆のわさび丼が食べられる「だるま茶屋」。理由はGoogle mapで前から行ってみたい場所リストに入っていたから。
わさび丼を知ったのは「孤独のグルメ」で松重豊さん演じる井之頭五郎が美味そうに食べていて、なんだかシンプルだけど美味そうだ!って思ってGoogleでしらべて行ってみたいリストに追加したから。と思っていたのですが、今調べてみたら撮影で使ったお店は「わさび園かどや」というお店のようです。街自体に色々お店があるので今度の機会のときにはそちらに行ってみようと再度Google Mapの行ってみたいリストに追加。かどやさんもだるま茶屋さんも徒歩で行ける距離ですね。

実際の味というと、わさび丼の味は新鮮なわさびなので、辛いと言えば辛いけど、どこかしつこくなくて「スーッ」と辛さが抜ける感じでした。鰹節とお醤油の相性もいいですね。
おそばのほうは、麺にわさびが練り込まれていて、さらに生わさびで追いわさびする感じです。麺自体のわさびの味はそれほど感じられませんでしたが、生わさびと一緒にたべるとこれまたタレの味と相まって美味しかったです。
誰でも食べれるかっていうと、やっぱりわさびが苦手な人には、いくら風味の良いわさびといっても、辛いものは辛いで終わってしまうのではないかと思います。

あと道の駅、天城越えでわさびソフトクリームも食べました。こちらはカラアマイのでわさびが苦手な人も美味しく食べれるのではないでしょうか。

さて、話は戻って昼間ドライブ。
よくロードスター関連の書き込みを見ると、ドライブをするとみんなが手を振ってくれるっていうのがあると思いますが、ワタシいままで経験がありませんでした。
今回の道中でおそらく10台くらいの方に手を振っていただいたのですが、ロードスターという繋がりで挨拶をするのっていいなぁって思いました。これって普通なんでしょうかね。
夜中のドライブではありえませんし、昼間も箱根とかは何度もいっていたのですが、曲がり角に気を取られていて気がつかなかったのか一度もそんな経験がありません。
伊豆という土地がそういう気分にさせるのか、はたまた少しMTの運転に慣れてきて対向車線の車種まで気にできるようになってきたかというところだと思います。
帰りど道中ではこちらも手を振りかえすようにしていてソロドライブでも楽しく運転できました。

アメリカの携帯事情と楽天モバイル

アメリカに出張する場合には月に3$で番号を保持しているT-Mobileの回線(Pay as you go) と、日本語のサポートでAT&T回線のMVNOのH2O WirelessのSIMを使っています。

 

T-MobileのほうはSprintとの統合のからみかどうかわかりませんが、現在は新規受付を停止してしまったのかHPにも情報がなくなりました。

かつたまにチャージしようと思ってHPにログインするとなんか辿れないリンクがあったりとごく少数の人しか使ってないように思います。ただ月に3$で番号が保持できるっていうのは格安なので、このコロナ禍のなかでも保持しています。

 

H2O Wirelessのほうはおそらく複数回の出張でトータル1年以上つかいました。さすがAT&T回線と思わせるぐらいT-Mobileで電波が届いてないところでもバリバリアンテナが立ちます。ただどちらのキャリアもヨセミテ、デスバレーなどの国立公園や、LAからラスベガスの間の殺伐とした道なんかは電波が弱い、つながらないなんてところもしばしばあります。

 

そんなアメリカですが、同僚とか、街の人々をみていて感じるのは、皆さん結構通話しているなって思います。なんかちょっとしたことでも通話している印象があります。

これはアメリカの携帯会社はワタシの知る限りPay as you goの契約以外は国内通話、テキスト(SMS)が無制限になってることからきていると思っています。

日本では0x0 は携帯、その他は家電。って感じで番号が分かれていますが、アメリカの携帯の番号体系と家の電話はごっちゃになっています。携帯は好きなエリアコードを選べるのでカリフォルニアにいてもニューヨークのエリアコードとかでなんでもありありです。車のナンバープレートも嫁さんのイニシャルにしたりとかなんでも自由な国なので、携帯の番号も自由に選べないと窮屈に思う人が多いのかもしれません。

 

そんなわけで通話料が無制限、テキスト(SMS)も無制限なせいか、ちょっとしたことでも通話したり、気軽にテキストを打ちます。

日本だとLINEでメッセージの交換をしたり、通話もLINEを使ったりしていて本来の通話機能ってあんまり使いません。iPhoneのメッセージ機能もワタシは相手がiPhoneだったらよく使ったりしていますが、友人からくるのはごく少数で、ほぼLINEになっています。

 

本来各社携帯のハードを開発している人や、電話会社の人って通話品質をスゴク気にしているんだと思っています。それを使わないでLINEで通話するので用途としては十分なんだけどちょっともったいない感じがします。

なので、いま通信会社各社は3000円以下で20GBまで、通話は5分までってやっていますが、ぜひアメリカみたいに国内通話かけ放題になってもらいたい。

そうすれば標準の電話アプリが使えて、メッセージのやり取りはSMS。これなら相手がなにを使っているかを気にする必要はないし、番号だけでやりとりができる。

 

いちいちLINE IDを聞いたりとか面倒なことがなくていいと思うんだけどな。って話です。

なんかLINEの情報が海外の会社から見れる状態になっていたとかでセキュリティの話がやんややんやと言われています。それはもともと通話料を従量課金制にしているおかげでユーザが使わなくなって、別の安い手段に行ってしまったからだと思っています。

 

そんなことをウツラウツラ考えていたところで、楽天モバイルはRakuten Linkの仕様を変えるというアナウンスがでました。どうも着信は通常アプリでの着信。Rakuten Link以外からのSMSは通常メッセージで受信となるようです。細かい事情は知りませんがAppleからのアプリの規制から来ているというような話をどこかの記事で読みました。しかし実際のところ「なぜ」って答えがわかりません。おかげでRakuten Linkは相手がRakuten Linkかどうかで、こちらの受信アプリが変わるという、なんか変な仕様になるようです。

もともと楽天モバイルRCSのサービスをまずは自社で採用して、おいおい他社に販売するためにRakuten Linkを使っているとどこかで説明されていました。

それはそれで戦略としては面白いのですが、iPhoneのシェアが60%と言われる日本で今回の仕様変更なので、すでにRakuten LinkのRCSサービスを普及させるっていうのは、あまり良い方向性ではないように思います。

docomoau, softbankが先行して、通話SMS無制限を当たり前のように基本料金にすることはないと思われますが、ここは一つ楽天モバイルが他社に先行して、通話SMS無制限を実現してくれないかなぁって妄想しています。もし楽天モバイルが先行すれば他社は追従せざる負えなくなって通話SMS無制限。でLINEの必要性も薄れてきて相手のLINEID聞いたりはたまた海外の会社に個人情報が漏れるなんて心配もなくなって良い方向に向かうと思うんですけどね。

現在Rakuten Linkで他社宛の通話は無料になっています。これは楽天が各通信会社に接続料を払っていると思うので、それほどコストに違いがないんじゃないかと持っていて、最初に通話SMS無制限にできるのってやっぱり楽天モバイルなんじゃないかと思います。

それとも将来的に普及してきたら、やっぱり他社と同じで5分まで無料とか改悪があったりするのかなぁ。

 

ちなみに先述したH2O Wirelessの価格は $30で5GBのデータ通信、国内通話テキスト無制限、海外も50カ国の固定電話は無料と、こういうのでいいんだよっていうプランです。

この$30ドルってちょっとした外食ですぐにいっちゃう価格です。なので日本円の感覚で2000円くらいの印象です。なので日本の携帯は3000円で20GBでまだまだ高いとか、十分安くなったとか色々な意見がありますが、個人的には携帯なんだからまずは通話テキスト無制限にして2000円。その土台の上で値段だったり通信品質を競争してよ。って思うんですが、どうなのでしょう。

通話無制限になると気軽に実家に電話したりと結構生活変わると思うんだけどなぁ。。。

 

iCloud Backupやっててよかった話

義理のご両親の携帯はガラケーだったのですが、孫の写真の共有とかLINEを入れたいとかを考えると端末を共通化したのはなかなか良かったという話です。

もともとキャリアに抱え込まれていたので、よくよく話を聞くとなんとも複雑な契約になっていました。こんなご家庭多いと思います。

  • キャリアの契約が端末代込で、使いもしないのに高い契約になっていた。
  • 俗に言う2年縛りになっていた。
  • ガラケーだったのでLINEが使えない
  • ガラケーなので写真を一枚送ろうものなら結構なパケット代(死後)
  • 各自持っている端末が違うのでちょっとづつメニューが違う
  • 義理の妹の契約が含まれていて、本人契約ではないので格安にMNPできない。

というのがあったので、あるお正月に一同集まったときに全員iPhoneに移行という乗り換え大作戦をしました。当然失敗はいやなので自分と嫁さんのiPhoneを移行してみて問題ないことを確認。そののち、両親のMNP番号発行、SIMの発注と年末にゴタゴタしました。

 

そしてiPhoneを3台購入して、キャリアも途中解約金を支払い、それなりに支出も多かったりしたのですが、縛りがなくなって契約がすっきりとしました。

あとお母さんにとっては操作もまったく変わるのでデータの移行から操作方法のレクチャーなんかは結構たいへんでした。ボタンからフリックに変わるっていうのは意外にハードル高いようです。

またiCloudのディスクをファミリー共有設定にして、全員で2TBを共有できる設定にしたので写真の容量から、バックアップまで気にしないで済むようになりました。

そんな設定をして3年。移行してよかった〜というのがありました。

 

義理のお母さんのiPhoneがロック。

もともとTouchIDは手荒れがあったりすると反応しないこともあったり、パスワードは入力が面倒ということもあり、パスワードは一切設定していませんでした。それがある日ロックがかかったと連絡が。

おそらくSoftware Updateが自動でかかって、たまにパスワードの設定画面とかがでたのでそのときに誤って設定してしまったようです。

そんなわけで、iPhoneのリセット->iCloudからのバックアップで復元を実行。iCloudのID/Passwordをきちんと保管しておけば簡単に復旧できます。夕方に連絡をもらって、現地に行ってその日のうちに解決。乗り換え大作戦をやってよかったと思った一幕です。

 

義理のお父さんのiPhoneの画面がブラックアウト。

もともとエンジニアだったお父さん。年配ですが普通にネット、IT機器を使っていたので目がきくのですが普通に電話が着信しているようだが、画面がブラックアウトとのこと。これも強制リブートをしたりとかやったのですが、回復せず。後に修理屋さんに持って行ったらハード的に壊れたようです。

アップルの修理は高いし、その時点では修理屋に持っていっても直る保証はなし。かつiPhone 11が出ている時代にiPhone 7。それほどこだわる必要もないし、ちょうど楽天モバイルの1年無料のキャンペーンなんてものもあったので、新しもの好きのお父さんにあわせてSE2を新規に購入してDual SIMで運用。このときのリカバリiCloudのおかげで短時間で復旧ができた。

 

と、短期間で2回iCloudからバックアップで復旧できたという話でした。

 

ぜひ両親がiPhoneを使っていたらiCloudバックアップをオンにするのをおすすめします。また標準の5GBで足りない場合は2TBは月々1300円なのでちょっと高いですが、200GBの400円ってのもあって5人まで家族で共有するできるので、十分ありなんじゃないかと思います。

 

アップルの商品を使い続けていて、よく聞くのがアップル商品は高い。デザインだけ。性能自体はWindowsとかAndoroidのほうが良いというような話を聞きます。

これを聞いて生粋のアップルファンの人はメラメラと反応するってのも聞くのですが、ワタシ思うにアップル商品は確かに性能を考えると割高の商品が多いと思います。

ただハードウェア、ソフトウェア、そしてサービスまでを一貫して提供している会社ってアップルぐらいしかないように思います。

そして一度アップルエコシステムを使い始めると、壊れても新しいハードを買ってくればすぐにリカバリーできる、MaciPhoneのデータ連携、さらにiPad, Apple TV、最新ではAirTagとの連携なんかを考えると不毛なトラブルに見舞われることが少ないので割高なコストも十分にペイできるように思います。このあたりの話は友人と話していても、やっぱり安いに越したことない!タダがいい!って意見も分かれることがあるので、あくまでワタシ個人の考えなのですが、ハードはどれを買うの?って話はおいておいてもバックアップは大事ってのはわりかし受け入れてもらえるような話だと思います。