p68’s blog

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自作キーボード。その4、ソフトウェア

本日のお題目と結論

前回の書き込みで物理的な組みてては完成しました。これでカスタマイズが必要なければ使い始めることができますが、QMK/VIAというソフトウェアを使ってカスタマイズができるので、そのあたりを紹介します。

QMK/VIA

キーボードのファームウェアに相当するのがQMK、その上位のユーザ側の設定を担当するのがVIAのようです。今回購入したDIYキットはPCBAはソケットのついたホットスワップ版にしたのでレイアウトが決まってます。それに合わせてショップのほうでQMKのファームウェアが書かれていたいので、カスタマイズのVIAだけ使用しました。

VIAの良いところは設定の書き込みのような操作は必要なく設定を変えた直後にキーが反映されるのが非常に便利に感じました。マウスでこのキーにはこのキャラクターというのをアサインすればすぐに確認ができる。このソフトウェアは本当に使いやすいです。もちろん全体をファイルにセーブもできるのでちょっとづつ変更の履歴を残したりもできて、前の設定にもすぐに戻せるところも素晴らしいです。

購入したDZ60RGB ANSI V2は4つのレイヤーで設定ができます。VIAのソフトウェア的には0~7までのレイヤーが組めるようになっているので物によっては8つのレイヤーがサポートされているものがあるやもしれません。個人的には4つのレイヤーでも持て余すので4つでも必要十分と感じました。というか複雑なコンビネーションが覚えられないです。

そんな物覚えの悪いワタシにはレイヤーを固定して違った使い方ができないので、レイヤー0のあるキーを押したときにだけレイヤー1,2,3にアクセスできるようにしました。

それぞれどのような設定にしたかご紹介します。

ワタシの設定

VIAは色々と細かく設定できるようで、もっと個人の好みに合った設定も可能なのかもしれませんが、そこまでの知識がありません。ただ1ヶ月以上使ってみてワタシにはこれで十分な設定だったのでご紹介します。

ワタシのレイヤー0の設定

61キーしかないので普通にキーキャップに書かれた文字だけだとちょっと足りなかったりします。具体的にはチルダ"~"はどこに設定するのかちょっとわかりませんが、ワタシは右ALTキーに設定するのが好きです。

あとはコントロールキーはAの左側が好きなのですが、左下のコントロールは人のキーボードを触るときにしか使わないので、左下コントロールに矢印系をアサインすることにしました。これを押している間はレイヤー1になります。

それからこれはワタシだけかもしれませんが、スペースの右ALTよりも右側はホームポジションに手をおいたときには使ったことがないので、これもモディファイヤーキーとしました。

ワタシのレイヤー1の設定

このレイヤーが自分なりにこだわって使いやすい設定にした部分です。レイヤー0で左下コントロールキーを押すとemacsのコンビネーションになるようにしています。

左Ctl+p で矢印上、左Ctl+nで矢印下 という具合です。 これの良いところはWindows/Macのファイル名変更のときとかに特別なソフトを入れなくてもキーボードのホームポジションから矢印が入力できるところです。 Windoes/Macと繋ぎ変えて使っているので同じ設定が使えるのは非常に便利です。

Zの場所にESCを割り当てているのはOutlookでメールを処理するときにWindowと閉じるために使います。

これによって左の小指で左Ctlを押しながら、ReturnでメールのOpen、ZでClose,Nで次のメール、Pで前のメールと未読の処理が快適になりました。

その他、数字のキーがF1~F12になるようにしています。あまり使いませんがなにかのときに便利かも。

ワタシのレイヤー2の設定

このレイヤーは主にLEDの設定にしました。たまにしか使っていないのでなにかの場合にはここを別目的につかうかも。

ワタシのレイヤー3の設定

このレイヤーはHHKBのFn機能を設定してみました。右のSHIFTもFnキーとしているのでコンビネーションとしては使いやすいですが、レイヤー1のホームポジションでのカーソルサポートのほうが早い入力ができるので、設定はしてみたもののあまり使っていません。

まとめ

まずは自作キーボードと呼ばれるものを一つ買ってみて、スイッチ、キーキャップ、そしてキーのカスタマイズができることがわかりました。

古いキーボードを大事に使ったりしていました。それぞれ気になるところがあったり同じものを購入しようにも入手性に問題があったりしましたが、好みのキーボードが新品で購入できるので中古のキーボードを日夜収集している方にとっては自作キーボードに目を向けてもよいのではないかと思います。