p68’s blog

Apple製品とMazda Roadsterが大好きです

Rakuten MobileでCarPlay

f:id:p68:20210126002931j:plain


CarPlayというよりまずはiPhoneの話。

2021年は携帯電話市場の価格が大きく変わる年になるので楽しみです。

昨年、楽天モバイルが自社回線での使いたい放題で2980円。300万回線までの申し込みは一年間無料を打ち出してもうすぐ一年になります。

それを受けて春からはDocomo/softbankともに2980円で20GBまでの定額、5分間の通話無料、auは2480円で20GBまでの定額。通話無料をつけたければ+500円とトッピングというシステムになるようです。

個人的にはauのトッピングというシステムが面白いと思いましたが、それだったらもうちょっと安くしても良いように思いました。結局docomo/am/softbankが20GB+5分間通話無料というサービスで見れば2980円。100円でも安くすれば目立てるのかなぁとも思いましたが、業績に直接影響が出るので流石になかなか踏み出せないところなんですかね。

 

という状況ですが、先行して2980円サービスを始めている楽天モバイルのユーザが300万人に近づいていて一年無料のキャンペーンが終了間近。SIMを入れていないiPhoneを持っているということで、お試しのつもりで楽天モバイルを契約してみました。

iPhoneはXsと7をもっていてメインでXsをUQMobileで使っていたんですがRakuten Mobileは7では対応できないということで、あらかじめメイン端末をXs->7に入れ替えて、Xsに楽天モバイルのSIMを導入しました。

 

さて、iPhoneでのRakuten Mobile運用の感想として。。。

 

- 楽天ホームページでアナウンスされている楽天回線エリア内でもauに切り替わる。

東京は便利に使えている人が多いみたいですが、自分の住んでいる神奈川県では簡単にauのサポート回線容量を使い切っちゃうんじゃないかと思うくらい楽天に繋がらない。昔のサービス開始時のPHSを思い出した。これってよっぽど細かくアンテナを設置しないと圏外が結構出ちゃうんじゃないかと。無料期間なのでサポート回線容量を使い切って1Mbpsでの運用でも文句はないですけど。

 

- サポート回線ではアクティベーションが終わらない。

iMessage / Facetimeともに番号を有効にするとアクティベーションに入る。どうもAppleのSystemから海外SMSを使って承認がされているようで、楽天回線にいないとこのSMSを受信できない。これがすぐに送られてくるわけではないので、楽天回線に留まっていないといつまで経ってもアクディベーションが終わらない。私の場合は40分ほど経ったらアクティベーションが終了した。

 

- Rakuten Linkが必要

通話料金無料を売りにしているが、Rakuten Linkというアプリからの発信が必要。iPhone標準の電話アプリからは通常料金がかかる。これってiPhoneにとってはかなり使いにくい。Webから電話番号をクリックすると通常の電話アプリでの発信になるので無料のサービスを享受するためには電話番号をコピーしてRakuten Linkにペーストして電話が必要になる。

電話帳も複数電話番号が登録されているとうまくRakuten Linkの電話帳に同期できないようで、同じユーザが複数登録されていたりしている。(他の人の感想を見ると電話番号の桁数が少なく登録されていて自宅に電話できなかったりしている模様)

これがCarPlayでも適用されるのでタチが悪い。CarPlay時の動きとして、着信はLine通話と同様にRakuten Linkで着信ができる。しかしCarPlayからは標準の電話アプリしかアクセスできないので、通話をしたい場合にはiPhone側からRakuten Linkを使って発信する必要がある。試してないけどSiriも標準電話アプリで発信すると思うので、無料通話の恩恵を受けるにはiPhone側からの操作が必要。つまりSiriから電話できなくて運転中にどこか停車が必要。これiPhoneユーザーで無料の恩恵を受ける以外にRakuten Linkアプリが便利っていうのは一つもないと思うんだけど、何かメリットあるんでしょうか?

日本って他の国に比べてもiPhoneのシェアが高いと思うんだけど、友人がiPhoneだったらFacetime通話、Facetimeビデオ通話で連絡するし、AndooidユーザにはLineで電話するし、どこかのお店に電話という場合でもdocomo/au/softbankが今後提供する5分間の通話無料っていうのでかなりの部分満足できちゃうように思います。

Rakuten Linkが標準電話アプリの上位互換で使いやすくなれば考えなくもないけど、他社と同じように着信は標準電話アプリ。5分の通話発信は標準電話アプリからでも無料にした上で、長電話したかったらRakuten Linkでも通話できるよ。って感じに差別化されるとイイんじゃないかと思うけど難しいのかなぁ。

まぁ一年無料なので文句はないし、3月末には神奈川県の大部分が楽天回線拡大予定エリアに入っているので良い方に感想が変わるとイイなぁ。

 

- Skype (Skype out)

ちなみにUQ mobileの時にスマホから固定電話に長電話する時にはSkype Outを使って通話しています。Skypeって数あるメッセンジャーソフトの一つでしょ?ってイメージがありますが、その中のサービスの一つであるSkype Outは普通に固定電話、携帯電話に海外問わず電話できるサービスです。月契約しておくと格安なんだけど、プリペイドでチャージして使うことができます。昔はファミリーマートでチャージコードが購入できたけど、最近はアマゾンで購入できるみたいです。価格が圧倒的に安くて、数年前にチャージした分がずーっと残っているので最近の値段を気にしていなかったけど、今調べてみたら国内一回ごとに5.2円の接続料金に1分あたり2.44円の従量課金でした。したがって10分通話しても29円くらいです。

海外にSkype Outも安くてアメリカの場合 1分2.4円。タイで1分3.75円とRakuten Linkの10分の1くらいのコストで通話できます。10年以上前は国際電話がめちゃめちゃ高かったりしましたが、タイ、イタリアに電話できたりしたのでめちゃくちゃ重宝しました。なので数年ごとに500円チャージしていたけど、あまりに減らなくてトータルでも3000円くらいしかチャージしてないように思います。

そんなわけでRakuten Linkは国内通話無料というのを売りにしていますが、友人とはFacetime/LINE通話。固定電話に対しても大したコストをかけずに通話できるSkype outがあるので、私にはそれほど大きなメリットを感じなかったりします。なので楽天モバイルも標準通話アプリでのサービスに変わるとイイなぁと思ってます。

 

 

ロードスターのCarPlayをワイヤレス化

CarPlayを使うにはライトニングケーブルでの接続が必要ですが、最近ではワイヤレスアダプターってのが売り出されていてケーブルを繋がなくても良いようにできるようです。

ということで買ってみたのがこの商品。

 

 結論から書くと2019年12月に購入したマツダロードスターでは30秒ごとにリセットがかかって同期がやり直されるために通常使用はできませんでした。リセットまではAppleMusic、GoogleMapが動いていたので、問題さえ解決すれば快適に使えるんじゃないかと思います。

 

海外の掲示板では、このリセットがかかって再同期がかかってしまう問題が書かれていました。

一応、掲示板に投稿されていた最新のFWに変えてみたり、マツダの他のモデルで動いたとされる古いバージョンに変えてみたりもしたんですが動かなかったり、再起動がかかったりでダメでした。

他のユーザのコメントでも、2021/Jan/11現在は、まだ解決できていないようです。

 

今年のロードスターCarPlayのワイヤレス化が標準でサポートされるようなので、ぜひ既存の車にもサポートできるようになってもらいたいもんです。

 

2021/02/09追記 解決はこちら

p68.hatenablog.com

 

マツダロードスターは楽しい車?

色々な人の感想だったり、評価だったりを見ると「マツダロードスターはメチャメチャ楽しい車です」っていうのを良くみます。

NC->NDと同じ車を乗り換えたくらいロードスターは大好きですが、ロードスターをブンブン乗りこなしている人に比べて、当方素人が思う楽しさっていうのは違うように思うので、素人はどのあたりが楽しいっていうのになるのか書いてみようと思います。

 

書くにあたっての前提として私の背景を。

  • 嫁さんと共稼ぎ、かつそれぞれ通勤で車を使うので車は2台。なので1台は趣味性が高い車を選んでも問題ない感じ。
  • 私は俗にいう普通のドライバ。普通に通勤に車を利用して休日は高速道路でちょっと遠出をする感じ。ドライブは大好き。
  • ジムカーナでバリバリタイヤを鳴らして走らせたり、レース場でヘルメット被って走行したいとかは、怖いっていうのが表立ってやりたいとは思わない。レース系はグランツーリスモのテレビゲームで大満足な感じ。
  • 車はいつも、どノーマル。改造なんかはしたことがない。整備もディーラにお願いするくらいでボンネットを開けたこともない。

という感じなのでまったくの素人です。

従ってこの文章で高尚になにかを語るわけでもないし、説得力を持って誰かの背中を押すなんて目的があるわけでもありません。ただ単純に自分が好きな車なので、もっとロードスターが増えればいいなぁと思っているくらいです。

 

初めてのオープンカー試乗

もともとセカンドカーにデミオでも買おうかと思ってディーラに行った。なんでデミオかっていうと、その頃はまだ鼓動デザインではなかったと思うけど、顔がカッコイイ。そしてターコイズブルーっぽい好きな色のボディーカラーがあったから。お値段もビックリするほど高くはないし。

対応してくれたマツダの店員さんは過去にも購入したことがあるせいか、はたまた、ただ話好きなだけなのかあまり商売っ気がない人で、ダラリダラリとセカンドカーについて話をしていた。一通り説明を受けたあとに、そういえばロードスターなんてのもあってセカンドカーに丁度いいんですよ。一度試乗してみませんか?との話を受けて試乗することになった。

ちょっと肌寒い秋の始まりの頃だったと思う。こうやって帆を開けるんですよ。寒いのでヒートヒータをつけましょう。とセットアップしてくれて早速乗車。通常はディーラの人が助手席に乗ると思うんですが、2シーターなので嫁さんを助手席に試乗をしました。

 

ディーラを出て本当にすぐだったと思う。最高に気持ちがいい!ってすぐに思った。まるで原チャリをヘルメットかぶらないで乗っている感じ。小さい車なのでキビキビと動くし屋根がないので開放感があるし、だからといって風の巻き込みって乗る前に思っていたよりも大したことないので会話なんかも問題なし。シートは温かいので半身浴をしているような感じ。

 

なので試乗中の早い段階で嫁さんとこれはイイ!と意見が合って一回目の試乗を終えたときには、ほぼ購入を考えていました。続いて嫁さんと運転を変わってもう一周。嫁さんの感想と同様に屋根が開いているだけで助手席でも楽しくドライブできました。

 

そんなわけでロードスターを購入することになりました。

 

ロードスターの購入履歴

 

NCはその当時マニュアルミッションに不安があったので、オートマにしました。2019年末に車検が来るのと、思いのほかディーラーが高値で下取りしてくれるということなので、NDの購入を決断しました。本当は夏に販売になったオレンジの限定車が欲しかったのですが、倍率が9倍以上とのことで残念ながら購入できませんでした。将来は電気自動車、かつマニュアルミッションもそのうち買えなくなるのかなぁと思い、NDのミッションはMT、ソフトトップとNCの真反対の選択にしてみました。

 

良く人と車の話をしているときに、ロードスター乗ってます。って言うと。マニュアルミッションですか?って聞かれます。イメージとして走り屋さんの選ぶ車って感じに思っている人が多いように思います。

 

AT/MTで、どちらが良くて、どちらが楽しいか?っていうのを気にする人が多いと思いますが結論から言うと、AT/MTどちらでも楽しめると思います。なのでどちらを選んでも問題なく楽しめると思うし、どちらにしたほうが良いなんてのもないと思うんだけど、それぞれこんな風に思ってましたってのを書いておくとよりイメージつくかなぁと思ったのでちょっと書いてみます。

 

NCロードスター(AT)

試乗で乗ったときに一番に思ったのは、「原チャリの快適感が車にもやってきた」って思った。帆を開けて車を運転するのも初めてだったし、開放感が半端じゃないなぁって思った。原チャリよりも車幅はあるので原チャリより劣るかなぁと思ったけど、その分ヘルメットを被らなくてよいので違った気持ちよさがあります。車体も大きくないのでキビキビとハンドリングできるし、ATだと常にハンドルに集中できるのもいいです。

 

NDロードスター(MT)

乗り換えた直後はギア分面倒な操作が増えたな。という感想。坂道はヒルアシストが付いているとはいえ緩やかな坂道だと逆にアシストが効かないのでブレーキからアクセルに移る一瞬だけ、ちょっと下がったりするし。

渋滞にハマると半クラで足がプルプルしてくるし、信号停止中にギアを戻し忘れていて次にエンストしたり。そんなこんなで免許を取って20年以上経ってからMTに乗ったので1ヶ月くらいは面倒だなぁと感じていました。

しかし昨今のコロナのせいで夜中にドライブをする機会が多かったので、思ったよりもすぐに慣れたように感じました。

1年経ったいまではマニュアルの操作は特に気になりません。自然と左足でクラッチを押して、ギアを無意識に変えている感じです。自宅のもう一台のオートマの車に乗り換えても特に違和感はないです。マニュアルミッションで良いところっていうと、加速するときに好きなタイミングでギアが変えられるのでイメージ通りに加速できるところだと思います。

例えば、マラソンをしていてちょっとここはペースを上げて走ってみようか?って感じで少しだけ加速したりするとき自分の腕、足なので好きなだけ加速させることでできます。自分の手足なので好きなだけ強弱がつけれる感じです。

MTも自分で操作を行なっている分シンクロ感があるのが似ています。オートマはこの辺りを自動で理想的にギアが制御されるのである意味人まかせな感じです。(クルマ任せ)

 

では、ロードスターを8年乗ってなにが楽しく思えたかっていうのを自分なりに挙げると。

  • オープンカーって風が気持ちが良い。==> 楽しい。これが一番なんじゃないかと思います。夜中の高速をオープンで走らせるとめちゃめちゃ開放感があって気持ちがイイです。
  • 車体が小さいのでキビキビと走る。==> 楽しい。限界走行とかをしているわけではないのでわかりませんが、カーブのときとかに車全体が曲がってキビキビ動いているように感じます。
  • 車高が低いので大したスピードを出してなくても速く感じる。==>楽しい。高速で80キロも出せばメチャメチャ速く感じます。

 

ていう感じかなと思います。デメリットは2人しか乗れない。荷物が大して乗らない。っていうのがありますが、共にキビキビさに影響しそうなところなので、トレードオフかなぁと思います。

よく4シータでオープンにできるクルマがありますが個人的には別のベクトルに向いていると思います。ロードスターの2シータの良さは車重の中心が運転席にくるようにしているらしく、それがキビキビと走るって言うのに貢献しているように思います。あと風の巻き込みが少なく頭の上部に風を感じるくらいになるのも2シータのメリットだと思います。

 

そんな感じです。

 

iPad Proの外付けキーボード Smart Keyboard Folio -> Magic Keyboard

会社で英語を使っているんですが、きちんと文法とかを勉強してみようと思いiPadを使って勉強してみることにしました。

会社では紙に予定とかアイデアを書き出すことが多く、自分の資料の下書きは大体大量の紙を使って処理をしています。そんな訳でなんとなく勉強って紙のノートを使わないと頭に入らないと思い込んでいたんですが、GoodNotes 5にSmart Keyboard Folioをつかって英文を入力すると手書きよりも圧倒的に早く入力ができたり、注釈、ハイライトなんかはApple Pencilで手書きの入力をしたり、辞書の必要な部分を貼り付けたりしていると、会社で利用しているアプリとは違うので仕事感がなくて趣味のように楽しく勉強できているように思います。

 

そんなわけでSmart Keyboard FolioApple Pencilのほうを使っていたんですが、Keyboardと手書きの切り替えで不満点が出てきました。手書きがしたいときにSmart Keyboard Folioを平らにして裏に回す、もしくはFolioから本体を外して使う、その後再度戻すって感じになっちゃいます。

どちらか一方で完結すれば良いのですが、私の使い方だと、英文をKeyboardで入力して、それを手書きで補足を書き足したりするので頻繁にスイッチします。

 

そんな不満点を感じていたところMacのDesktop用の外付けキーボードのMagic KeyboardがiPadでも評判よさそうでした。

もともとMacBookProを家で使うときにモニタを2台繋げてDesktopのように使っていて、Apple Wireless Keyboardを接続して使っていたので、試しに使ってみたところキーの入力は問題ないし、キーボードと本体が分離しているので手書きとの切り替えも簡単なので最適解のように思います。Wireless Keyboardは単3電池を2本入れるので少し厚みもあるので持ち運びは少し大きくなりますが、Magic Keyboardだったらバッテリも内蔵で薄くなっているので用途にあっているように思います。

 

そんなわけでしばらく使ってみたのでSmart FolioとMagic Keyboardの比較をしてみたいと思います。個人的な感想をそれぞれPros/Consで書き出すと以下の通り。

 

Smart Keyboard Folio

- Pros :

  • カバーも兼ねていて携帯性が良い。
  • 角度が2段階で変えられる。
  • キートップがビニールに覆われていて飲み物をこぼしても大丈夫。
  • 充電がいらない

- Cons:

  • 今後他の機種で使えるかどうかわからないわりに(多分使えない)値段が高い。
  • キーボードのタッチは良くはない。
  • 重い。 
Apple Smart Keyboard Folio (12.9インチ iPad Pro (第3世代)用) - 英語 (US)

Apple Smart Keyboard Folio (12.9インチ iPad Pro (第3世代)用) - 英語 (US)

  • 発売日: 2018/10/31
  • メディア: Personal Computers
 

 

Apple Magic Keyboard (iPad用Magic Keyboardではない)

- Pros:

  • 本体と分離しているので、手書きとの切り替えが簡単。キーボードを使わないときはしまっておける。
  • 外付けキーボードながら非常に軽量。231g
  • Folioに比べて安価。それでもApple価格で高いとは思う。
  • キーボードのタッチはまあまあ。静音性を考えると妥当。個人的にはWireless Keyboard並みにストロークが深い方が好み。欲を言えばRealforce or Happy Hacking Keyboardが最高。

- Cons:

  • Folioに比べるとキータッチの音が若干大きい
  •  キーボードの充電は別に管理。
  • キーボードと分かれているので荷物が若干増える。
  • 12.9インチのiPadの場合、大きさは本体の幅と同じなので違和感がないが、11インチの場合にはキーボードの幅が本体よりも広くなる。
Magic Keyboard - 英語(US)

Magic Keyboard - 英語(US)

  • 発売日: 2015/10/14
  • メディア: Personal Computers
 

 

結論

  • 手書きとKeyboard入力を切り替えて使う人はMagic Keyboardのほうが 便利に利用できると思う。
  • 手書きと切り替える必要がない人にはKeyboard Folioのほうが静音性、11インチの場合のサイズ、携帯性を考えると良いように思う。
  • keyboard Folioの値段を考えると、キー入力音を気にしなくても良いのならHappy Hacking Keyboardも選択肢に入ると思う。

 

マツダコネクトのCarPlay

ロードスターに標準装備されたマツダコネクト上のCarPlayについて書いてみたいと思います。

マツダコネクトといっても、Mazda3に乗っている横長の新しいタイプと従来の11x9ぐらいのタイプがありますが、ロードスターは後者の従来タイプです。

 

エンジンの起動でマツダコネクトが起動されますが、待ち時間はそれほどかからないと思います。CarPlayマツダコネクトのアプリよりも優先されているようなので、エンジン起動後にLightningを接続したり、エンジン起動前に接続しておくと、自動的にCarPlayに切り替わります。

そして前回接続時に音楽を再生していた場合はそのままのプレイリストで再生されるようです。

走行中の操作はタッチパネルが規制されるようですが、コネクトのダイヤルのほうは特に規制がないようです。この走行中の規制をキャンセルするアダプタのようなものが売っているのでそれをつけると常時タッチパネルで操作できるようになりますが、画面へのタッチよりもSiriが付いているのでそちらを利用したほうが便利だと思います。

 

個々のアプリについて書いていきます。

 

音楽(Music) の選択時にマツダコネクトのダイヤルはそこそこ使いやすいですが、大量のプレイリストは全て表示されないようです。スクロールも時間がかかるので基本的にはSiriでの選択、もしくはiPhone側から聞きたい音楽の選択をする形のほうが使いやすいと思います。

 

Googleマップの場合は、マツダコネクト上から行き先の選択もできますが、iPhone側での選択のほうが使いやすいように思います。iPhone側に曲がり角のリストが表示されるのでCarPlayに接続していてもスマホマウントを使用するとさらに使い勝手が上がります。このリスト表示はスリープに入らずに常に表示されるので信号待ちなどのときに確認ができてとても便利です。

標準マップの場合は、このサブディスプレイが走行後しばらくするとスリープしてしまい常時表示ができないので、使い勝手が劣ります。

 

運転中の通話。着信しか経験がありませんが意外にも会話はスムーズです。相手の声は車のスピーカ。特にシートに埋め込まれたスピーカによって聞き取りやすいです。

こちらの声も相手側はきれいにきこえているようです。

 

 

CarPlayを一年使ってみて

CarPlayを一年使ってみてちょっと感想を書いてみようと思います。

 

とそのまえに、思えばiPhoneが出るはるか昔のiPodの時代に、と言っても最近のiPod Touchではなく、1.8インチのHDDが乗っていたころ、いまではとんと見なくなったカセットテープデッキに入れるカセットアダプターでiPodを使ったのがはじめでした。

たしかデッキの早送り、巻き戻しに対応して早送りするとアダプター内で早送りを感知してiPodのリモコン機能を使って早送り、巻き戻しができるという話だけ聞けば画期的なシステムだと思ったのですが、デッキとの相性が良くなかったせいかまともに使えることはありませんでした。

 

その当時のカーオーディオといえばFMラジオを使って電話で音を飛ばすか、カセットアダプタを使ってカーオーディオと接続するのが一般的でした。カロッツェリアアルパインとか3rd PartyのオーディオにはAUX端子がついていたような気がしますが、純正のオーディオにAUX端子がついたのは、iPodが出てから随分とたったころだったような気がします。車メーカのほうで積極的にサポートしたくなかったのかもしれません。

 

FMラジオを使った接続は雑音や、接続感度が悪かったりと手軽に接続できるが音質がいまいちという評判でした。そんなわけで新車を買ったときに純正のオーディオにはAUX端子端子はなく、CDプレイヤー + MD or カセット と選択できたので迷わずにカセットを選択してiPodを接続していました。

それまで車内ではCDを聞いていましたが、20枚くらいもってドライブに出ても不意に持ってきていないあのCDのあの曲が聞きたいとか、一曲だけ聞いて別のCDに入れ替えるとか今思えば不便なことがあったりしました。

それが手持ちのCDをすべて持ち運べるっていう画期的なiPodで解決できてえらく感動したのを覚えています。

 

その後、HDDのiPodSSDを使ったiPodになったり、画面が大きなiPod Touchになったりとより快適になっていきました。

 

iPhone 3GSがでて生活が変わりました。iPhoneで音楽を流していても、そのときに電話が着信すれば音楽は一時停止になり電話の機能が優先されたり、標準のMapはその当時Google Mapだったので、ナビには使えなかったけど、事前に場所を調べていなくても行きたい場所が検索できたので一気にドライブが便利になったように思います。

 

それから、さらに何世代かiPhoneが進化してCarPlayが発表されました。いま調べてみると2014年に発表があったようです。

発表されて、すぐにサポートする自動車会社が発表されたりしましたが、実際にCarPlayを標準でサポートできるようになるまで3~4年かかったように思います。自動車会社のほうも自社のナビがあったりするので、ワザと対応がのんびりとしていたように思います。

 

初めてCarPlayを使ったのはアメリカでのレンタカーでした。それまではナビを借りたりGoogleMapをiPhoneに表示させたりしていました。レンタカー屋のナビは備え付けではなく、ダッシュボードに外付けで設置するようなもので画面も小さく使いにくいものでした。なによりも道を間違えたときのリルートが遅すぎて使い物になりませんでした。フリーウェイでEXIT Onlyに入ってしまい一度フリーウェイを出て再度戻る場合なんかは確実に間に合わないくらいです。

その後に日本のスマホもSIM Free化できるようになったりしたので、アメリカの安いSIMを利用してGoogleMapを使い始めました。これのおかげで随分と遠くまで運転できたり、フリーウェイで道を間違えても安心して戻ってこれるようになりました。

ただこのGoogle MapもiPhoneをレンタカーに取り付けると、自宅から持ってきたアダプターが合わずに現地で購入したり、スマホ取り付けの吸盤が熱で剥がれたりと、不満はすくなからずありました。(アメリカのレンタカーは借りているクラスが安すぎるためなのかUV加工が入っていないような気がします。アメリカでの滞在はカリフォルニアだったので日差しの強さもプラスされて吸盤の耐久は弱かったように思います)

 

そんなとき、2017~2018年くらいのレンタカーからCarPlayがポツポツと入ってきたように思います。韓国・アメリカの車だとだいたいCarPlayがサポートされていて、日本車は一歩遅れていたのかサポートされていない。そんな感じでした。

レンタカーにCarPlayがサポートされていると最高です。GoogleMapは事前に行きたいところをSaveしておけるので車に乗ってから面倒な操作は必要ないし、スマホマウントを使う必要がない。なによりも運転席からの一等地の場所に画面が表示されるので見やすいので安全に運転できるようになったと思いました。

音楽をかけていても、ナビの案内のときには音楽のボリュームが落ちて案内が聞きやすくなるのも良かったです。

 

そんな経緯があって、ロードスターは2019年秋の改善で標準でサポートされることになりました。ちょうど買い替えのタイミングでサポートされたのでテンションあがりました。

 

そんな感じで自分の車にCarPlayが標準装備されることで画期的に便利になったかといえばそうでもなく、はじめてアメリカのレンタカーで利用したときほどの感動がありませんでした。

 

約一年使ってみたので、従来のカーナビに比べて良いことが多いのでまとめると。

- Google Mapのセーブ機能は便利。WebBrowsingしているときに気になった場所をセーブしておいたり、ドライブの中継場所なんかもあらかじめ決めておいたり全てiPhone側に集約できるのがいい。一点残念なのはSiriから行き先を指定すると標準マップのほうが表示されるのでGoogleを直接呼び出せると個人的には最高。

 

- Siriは音楽の呼び出しに便利。運転中に聞きたい曲があったら車のハンドルのSiriボタンで「マイケルジャクソンのスリラーを流して」と言えば即座にその曲を流してくれる。普段はSiriは使わないけど、車だったら人の目を気にすることがないので良く使っている。

 

- ハンズフリー通話は便利。音楽を聴いていても通話を受信するとそちらを優先してくれて音楽を止めてくれて通話ができる。通常の電話、Facetimeオーディオ、Line通話とハンズフリー通話してみたけど、意外に通話品質も良いみたいで相手とも快適に会話ができる。終わればすぐにもとの音楽を続きから流してくれる。

 

- カーナビの地図を買わなくて良い。最近のマツダは標準でディスプレイが付いていて、ナビのソフトを別途買うようになっている。(ソフトというよりは地図情報だけ)これが4万円くらいするので、これを買わないですむのはお財布にやさしい。Googleのほうが地図が新しいので空き地を横切って走るような表示がでることもない。一点車載ナビが良い点を上げるとトンネル内などの電波が届かないところでも表示できるところ。

普段はまったくこまらないし、電波がとどかない場所というのは限られているが、首都高なんかは環状線がトンネルになっているので、分岐の指示がトンチンカンだったりしたことがあった。これは自律走行のセンサーが付いている車載のほうが間違いなく良いと思う。

 

- アラームを設定していると音楽を止めてアラームが表示できる。一回だけそんな機会があって、へーこんなこともできるのね。って思った程度。

 

- YouTubeアプリで気になるニュースを[後で見る]に保存しておいて、車内で音声をBGMがわりに聞く。これが従来のカーナビにできなかったことのように思う。ただ好みのニュースソースってのがまだないので、内容的にはFMラジオの1〜2分程度のニュースのほうが内容の簡潔さ、聞きやすさは圧倒的に良いと思う。YouTubeのニュースは見解が偏っていたりするので、バイアスなく淡々と流してくれるチャンネルがあったらいいなぁと思う。

 

- その他、メールの読み上げ、スケジュールの読み上げなどの機能があるみたいだが使ったことはない。

 

ざっと、1年つかったことをまとめてみたけど、地図も音楽ももともとのナビでもできたことで少し便利になった程度、YouTubeハンズフリー通話が新しくできるようになった感じだけど、それほど頻度が高いわけじゃない。

最近のサポート機能で車のキーがiPhoneでコントロールできていらなくなったりしているみたいですが、多くの人がCarPlayに求めることって、それほど多くないように思う。

カーナビの地図が使えて、聞きたい音楽をながすことができる。なんかそれだけの機能を極限までに使いやすくしてもらえるだけで多くの人は満足できると思う。

 

もうちょっと、iPodが出た時の感動みたいなものがCarPlayで実現できるといいなぁって思う。スターウォーズR2D2, TVドラマのナイトライダーみたいに、フレンドリーな車載器になったらいいなぁって思う。

 

 

パソコンのキーボードのタッチタイピング

昔の携帯は数字ボタンをポチポチ押して入力したり、それが遅いと思う女子高生などはポケベル入力なんかでとにかくボタンを押す回数を減らして入力を早くしていたりしていました。

最近のスマホフリック入力がサポートされていて50音すべてがワンストロークで入力できるようになってきたので、これ考えた人GoodJob!って思っています。

 

パソコンって言い方が妥当かどうかは別の議論があるとして、仕事のオフィスでかちゃかちゃ入力してメールしたり、文章を残したりするのは今時点では音声入力が一番はやく入力できるような気がします。ただ考えながら文章を書いたりする場合は、音声入力だと修正ばかりに時間がかかったりするし、周りの人にも迷惑がかかったりするので、やっぱりキーボードでの入力っていうのは、もうすこし必要な気がします。

そんなときにできるようになったほうがイイんじゃないかなぁって思う一つに「タッチタイピング」があります。キーボードを見ないで入力するというやつです。

 

メリットとして考えられるのは。

  • 入力が早くなる。キーボードをみて入れたい文字を押して、ディスプレイに視線を動かして入れた文字が正しいか確認する。これの繰り返しが、画面を見ながら入力した文字が正しいか確認でき、間違えはすぐに修正できるので当然速い。
  • 肩こり激減。手元とディスプレイの視線の移動で結構肩こりになる。

 

友人と話をしていていたり、同僚の入力を見たりしていると、どうやらタッチタイピングは難しいと思っている人が多いように思いますが、私の経験で通常の文章の入力をローマ字入力で入れるのであれば、2日。キーボード上段の数字、記号まで含めての入力には2週間程度もあれば身につけられるものだと思っています。

実際に新入社員の教育を担当したときにタッチタイピングを7人くらいに教えて6人は2〜3日でローマ字入力できるようになりました。

 

タッチタイピングのやり方。練習のしかた。

  • キーボードにはかならずFとJに突起だったり、凹みが大きかったりと手探りでわかるようになっているので、まずはそれぞれFとJに人差し指を置くようにする。
  • 右の小指、もしくは薬指でデリートキーを押して、再度人差し指をJに戻せるようにする。
  • 右の小指でリターンキーを押せるようにする。戻すのに時間がかかるので中指でリターンキーを強く入力しない(タッチタイピングできない人は、かちゃかちゃカーンと最後に力強くリターンキーを叩く人が多いような気がします)
  • その他のキーはFJの人差し指の起点から、斜め右にスライドして、再度FJに人差し指を戻せるようにする。
  • 人差し指はそれぞれ2列を担当(右はYHNUJM、左はTGBRFV)、それ以外の指は一列だけ担当。(たとえば左の薬指はWSX)
  • これを絶対にキーボードを見ないでやる。うち間違えた場合はデリートキーを押して、再度入力する。何回間違ってもキーボードはみない。

これをやると圧倒的に時間がかかってしまうが2日の我慢だと思って、絶対に見ないでやってみる。

私の場合は、新入社員教育のときにキートップに文字が書かれていないキーボードを使ってもらって、キーボードを見てもわからないと状況を作って覚えてもらいました。

キートップの書かれていないキーボードを使ってみるとわかるんだけど、見て場所で入力しようとすると全然入力できません。FとJの場所から指を動かすことによってそれぞれのキーを覚えられるようなるように思います。

 

キーボードのタッチタイピングは自転車の運転のようなものなので、一度覚えると一生使えるっていうのがメリットです(まぁキーボードはそのうちなくなるような気がしますが。。。)

デメリットはないと思うので良かったら試してみてください。