p68’s blog

Apple製品とMazda Roadsterが大好きです

2022年携帯の契約を考えてみる

本日のお題目と結論

Rakuten Mobileを契約して今月で丸1年になり無料お試し期間が終了します。契約当初はサブ回線だし無料期間が終わったら解約してもいいかなぁと思っておりました。この一年の間にahamoが出てきたり、Rakuten Mobileも1GB未満は無料という従来だったら考えられない料金設定をしてきたりと随分とスマホの環境は変わってきてます。 ここで本来は結論を書くべきなのですが、まだ結論を出せていないので、現在の置かれている状況とよさそうな案を挙げてみます。

現在のスマホ環境

昨年の年初はXsをメインで使っていましたが、コロナ禍のせいでマスク生活ではiPhone7のTouchIDのほうが使いやすいのでメインを取り替えました。

メイン回線は一番信頼できそうなahamoに変更。データ通信は特に気にすることなく使っていますが、ワタシの使い方だと20GBのプランは使いきれないくらいなのでもう少し少ない容量でもいいかなぁとは思いますが、値段が十分安くなっていると思うのでまずまずは最適なプランかと。

その後TouchIDがやっぱり使いやすいと思ったので、シャッター音のでないiPhoneSE2をETORENから購入。その後国内では10円とかでSE2を配ったりしていますが、食事時に写真を撮ったりするのでやっぱりシャッター音は出ない方が良いですね。値段分の価値があるのかは考えものですが。

ちなみにRakuten Mobileは相変わらずサブ回線です。

タイミング メイン端末 メイン回線 サブ端末 サブ回線 背景
2021/Jan/B iPhoneXs UQ Mobile iPhone 7 契約なし
2021/Jan/E iPhone7 UQ Mobile iPhone Xs Rakuten Mobile TouchIDを優先。かつ当初はRakuten Mobileの端末はXs以降
2021/Apr/M iPhone7 ahamo iPhone Xs Rakuten Mobile docomoが画期的なプラン開始
2021/Jun/B iPhoneSE(2nd) ahamo iPhone Xs Rakuten Mobile コロナ長期化によりTouchIDが最高

Rakuten Mobileを一年使ってみて

サブ回線で使っていたので使い込んだというわけではないですが1年経ったので感想を書き出します。

  • 価格について

Rakuten Mobileを契約したときには大手3社はまだ旧料金体系だったので圧倒的なプランの優位性がありました。 月額2980円で使いたい放題、通話料無料、その他事務手続き料金無料というのは他社への価格破壊の起爆剤になりました。これがなかったらいくら政府からの要請でもahamoの2980円の価格は出なかったんじゃないかと個人的には思っています。

でもahamo, povo, LINEMOと大手3社が新プランを出してしまったので価格ではそれほどアドバンテージがなくなったように思います。そこでRakuten Mobileがとったのがデータ通信1GB未満なら料金無料という新しい料金プラン。なんかRakuten Mobileは1年の無料期間が明けてやっと料金回収ができると思っていたところで、ずいぶんとあてが外れたんじゃないかと。

Rakutenは業界に新しい風を吹き込む大事な会社で頑張って欲しいと思っています。儲けがちゃんと出るのかちょっと心配です。

  • 回線品質

昨年の年初に契約して11月を過ぎるまでほとんどパートナー回線をつかんでいたので回線を確認するということができませんでした。というよりも気が付きませんでした。

夏頃までは何度もRakuten回線になったか確認していたのですが、いつ見てもパートナー回線の表示。このころはすでにメイン回線をahamoに切り替えていたので、ahamoの20GB容量があったのでサブ回線を使ってもauの回線品質の確認しかならないと思い、ほとんど使ってませんでした。

そんなわけで1年の無料期間がありながら十分確認ができなかったっていうのはちょっと残念でした。

  • Rakuten Link

昨年末からよく見る「iPhoneの着信しない問題」しかも発信側はつながらないけど、着信側は着信があったことを認識することができないというので、実際にどの程度繋がらなかったのかわからないですね。それもこれもRakuten Linkのせいじゃないかなぁと個人的には思っています。

Rakuten Linkは無料通話ができるので、メリットは大きいのですが、やっぱり通話していると音にノイズが入っているような感じがします。せっかくの無料通話のメリットなのに安かろう悪かろうの印象が先走ってしまい、無料通話ゆえの料金を気にしないで通話とか、いままでは電話するまでもないけど無料だしもっと気軽に通話というような新しい使い方というところまでいけなかったように思います。

あと逆風のもう一つに、現在はAppleからのRequestでRakuten Link以外からの発信は標準アプリで受信ということになっているみたいですね。折り返しの電話などを考えるとまったく使いにくい印象があります。無料で使いたい場合は標準アプリのほうの着信履歴を確認して、電話番号をコピー、そしてRakuten Linkから発信というような操作が必要になります。これってどうなんでしょう?

Rakutenに合っている人、合ってない人

上に書いたとおり、それほど試したわけではないですが、使い勝手から考えて合っている人と合ってない人について考えてみます。

合っている人から考えると、Rakutenの仕組みを理解していてRakuten Linkを日常使いにできる人、特に通信が20GBを超えるような人にとっては唯一無二のキャリアなんじゃないかと思います。上限がないというのは大きなアドバンテージだと思います。

一方20GB以下しか使わないのであれば、他社がずいぶんと安いプランを出してきているので楽天のメリットってあまりないように思います。それこそpovoとかにトッピングをして使いたいときに使うのが良さそうですし、王道のahamoも値段と品質のバランスが取れていて良いプランだと思います。

こんな人は合ってないんじゃないかと思うのは、安いからといって自分の両親とか、あんまり使っていないので安い楽天モバイルがいいんじゃないか?って考えはあまり良くないように思います。エリアも狭いこともあるので使えないときに電波状況が悪いのか、窓際まで行けばよいかなど判断ができる人じゃないと使えないかと。

これからの契約

とりあえず、Rakuten Mobileが1GB以下無料でサービスを続けている限りは、契約はしておこうと思っています。iPhoneが余っているっていうのもあるのでデメリットは特にないです。このコロナ禍で在宅勤務をしていて家の電話はリビングに置いてあって取りに行くのが面倒なのでRakuten Mobileの携帯を使って銀行や自動車屋さんに通話をしていました。

ただ周りの友人はiPhoneが多いので基本的にはメイン回線からfacetimeを使って通話しています。こちらのほうが圧倒的に通話品質は良いですね。 なので、それほどRakuten Mobileの通話無料のメリットがあるかというとそれほど大きくないです。なので当初はDualSIMでの運用なんかも考えましたが、Rakutenを入れたiPhoneは家に置きっぱなしでいいかなぁと思っています。

まとめ

Rakuten Mobileの1年無料の大ニュースから、各社色々な契約形態がでてきて言うほど目立ってこなくなりました。プラチナバンドさえ得られればもっと対等に戦えるんじゃないかと思うんですが、他社が「どうぞどうぞ」というわけもなく、5Gの普及まではこんな感じなのでしょうかね。

ぜひRakuten Mobileには頑張ってもらいたい。